ホンダ、寄居工場の太陽光発電はすべて売電へ

朝日新聞デジタル:ホンダ、売電事業参入へ 新工場に太陽光パネル2万枚

メガソーラーを設置するのは、7月に操業を始める予定の埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)。車の組み立て工場の屋上などに約2万枚の太陽光パネルを敷く作業を進めている。
 
発電能力は約2600キロワットで、一般家庭459世帯分の電力を賄える規模。原則として、全量を電力会社に売る方針だ。6月に開く株主総会で、売電事業に参入するために定款を変更する必要がある。8月から発電を始める予定だ。
 
寄居工場は、今秋にも全面改良する小型車フィットを集中生産する最新鋭の主力工場で、年産能力は25万台。東日本大震災後の電力不足の経験もふまえ、新工場には天然ガスを燃料とするコージェネレーション(熱電併給)設備を置き、工場で使う電力の最大約3割を賄う計画だ。
 
これとは別に、メガソーラーは工場のフル操業時に必要な電力の3・7%を賄える。災害時などで電力が足りないときは、工場の電力として使えるが、「平時はすべて売電に回したい」(担当者)考えだ。

確かに余った分だけが売電できる住宅用と違って、全量買取制度で太陽光発電のすべての電力を売電できるんですが、それはその方が儲かるからです。
ホンダぐらいの大口需要家は、電気料金もディスカウントされているでしょうからね。

でもその結果として、一般の人が払う電気料金はアップする訳ですから、あんまり得意顔して環境に貢献しているみたいなことは言わないでほしいですね。