ZF、世界初の9段ATを開発

世界初の9段オートマを開発:日経ビジネスオンライン

今秋、ある日本の大手自動車メーカーが北米で新型車を投入する。このメーカーにとって最高級のモデルに、世界で初めての技術が搭載される。それが、9段の自動変速装置(オートマティック・トランスミッション)だ。
 
開発したのは、ドイツの大手自動車部品メーカー、ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン(ZF)。
 
ZFの会社の名前は、独ボッシュなどに比べて日本ではそれほど知られていないが、売上高174億ユーロ(約2兆2900億円)で世界のトップ10に入る。変速機やサスペンションに強いサプライヤーとして欧州では有名な存在だ。
 
そのZFが開発したのが、9段自動変速装置「9HP」だ。よりきめ細かなギアの切り替えと制御により、従来の6段自動変速装置と比べて燃費を10~16%削減した。

北米でもアコードクラスにCVTを載せたりしていますが、SUVとかディーゼルになると多段ATの方がまだ優位性がありますね。

いままでトランスミッションを内製していたメーカーでも、外作に切り替えてきてますから、専業メーカーの存在感は今後ますます高まりそうです。