オペル、1.0新型3気筒ターボエンジンを初公開

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【フランクフルトモーターショー13】オペル、1.0新型3気筒ターボエンジン初公開へ…燃費は20%向上 | レスポンス

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは8月7日、新開発の直噴3気筒ガソリンターボエンジンの概要を明らかにした。ドイツで9月に開催されるフランクフルトモーターショー13において、初公開される。
 
このエンジンは、欧州で主流のダウンサイジングトレンドに沿って開発されたユニット。排気量はわずか1.0リットルながら、ターボチャージャーで過給することで、最大出力115ps、最大トルク16.9kgmを引き出す。最大トルクは1800‐4700rpmの常用域で、発生し続ける特性。
 
環境性能の高さは、ダウンサイジングユニットならでは。欧州市場で重視されるCO2排出量は、100g/km以下を実現。燃費の数値データは公表されていないが、オペルによると、現行の1.6リットル自然吸気4気筒エンジンと比較して、20%燃費を改善しているという。

1.0Lターボで CO2 100g/km以下なんて当たり前じゃないのかな?

欧州委、2020年のCO2排出規制案を公表…95g/km | レスポンス

この規制案は2020年までに、欧州市場で販売する全ての乗用車やLCV(軽商用車)への適用を目指すもの。その柱となるのが、1台当たりの平均CO2排出量を95g/kmに設定したことだ。
 
現行の欧州のCO2排出量規制は、2015年に130g/kmを実現するという内容。今回公表された2020年規制の原案は、100g/kmを切る厳しい数値だ。
 
欧州では2011年、新車1台当たりの平均CO2排出量は、135.7g/kmだった。95g/kmの原案が正式決定となれば、各自動車メーカーには一層の環境対応が求められることになる、

「平均」で95g/kmなんだから、一番燃費のいいクルマで100g/km切るくらいじゃ追いつかないよね。