マツダに大幅な業績下方修正懸念?

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マツダ株に大幅な業績下方修正懸念 (投信1) - Yahoo!ニュース

まず、マツダの業績動向を見てみます。過去最高益(注:当期純利益を除く)を更新した2016年3月期から一転、2017年3月期の営業利益(会社予想)は対前期比▲25%減となる見込みです。しかし、会社側の前提レートが110円/ドルと125円/ユーロであるため、足元の為替水準を勘案すると、大幅減益であるこの計画達成も至難の業と言わざるを得ません。
 
もちろん、為替レートだけで決まるわけではありませんが、マツダの輸出比率は非常に高いため、為替の影響は他社以上に大きいのが実情です。販売台数が極端に上ブレしていないため、早ければQ1決算発表時には下方修正があると考えられます。株式市場も、その下方修正を待っている可能性が高いと思われます。

マツダもタイやメキシコなどに工場建てて海外生産比率を増やしているものの、国内生産台数に対する輸出比率は依然として高いままです。
特に欧州向けは日本からの輸出でしょうから、為替影響が大きいのは確かですね。

マツダの販売、5月40,8%ダウン。6月45,6%ダウン!(4日) | 自動車評論家 国沢光宏

6月のメーカー別登録台数が発表された。新車投入による増減あるものの、マツダの前年同月比54,4%は根っ子が深いかもしれません。先月も59,2%という状況。1メーカー限定のこんな激しい落ち込み、見たことが無い。何度か書いている通り、マツダの販売台数ずっと低迷しており、今年の累計でも74,7%である。人気あるメーカーなのにはぜ売れないか?

7月も今までのところは前年比マイナスではあるものの、それほど極端ではありません。
デミオやCX-3は相変わらず6割くらいですが、アクセラMMC後の試乗車の登録が始まったのか前年比1.4倍くらいになってます。

ただ試乗車と初期受注が終わればまた水面下に戻りそうなので、あまり多くは期待できないと思いますけどね。