SCO、「IBMは訴訟の本質を歪曲」と批判

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ITmedia エンタープライズ:SCO、「IBMは訴訟の本質を歪曲」と批判

「SCOは、Linuxに対するIBMの貢献に基づいた著作権侵害を主張しているのではない」と同意見書は述べている。SCOがIBMに申し立てた著作権侵害の主張はAIXおよびDynixの両OSに関するものであり、SCOが昨年、IBMへのUNIXライセンスを「終了」した後でもIBMはこれらのOSを配布し続けたとしている。

ん!?

「IBMが何度歪曲しようとも、この訴訟は、UNIXのソースコードがLinuxに文字通りコピーされたことに関するものではない」とSCOは記している。「SCOは当初から、IBMがUNIX System Vに対する修正あるいは同OSをベースとした派生製品として同社が作成した“成果物”をLinuxに提供したことが、IBMのライセンス契約の違反に当たるのだと主張してきた」

なんじゃ、そりゃ。 だったらなんでLinuxの大口ユーザーを著作権侵害で提訴できるワケ?

SCOの対IBM訴訟は、どんどん後退を余儀なくされているようで、完全撤退も時間の問題といえそう。