携帯オーディオ,だぶつき覚悟でAppleは“独り勝ち狙い”の強気崩さず - Tech-On!

Apple社の2005年のデジタル・オーディオの生産計画は,2004年の約4倍に当たる3400万台だ。四半期ごとの業績発表でも販売台数の勢いは全く衰えていない(Tech-On!関連記事)。2005年上半期だけですでに2004年通年の販売台数を上回る約1100万台を販売した。
 
デジタル・オーディオの生産台数で,2004年に世界シェア30.5%でトップだったApple社が,対前年比4倍も生産するのは,たとえ全体がだぶついても自社の「iPod」シリーズだけは売れるという自信とシェアを50%近くに引き上げてマーケットをコントロールできる独り勝ちを狙っているからだ。

ゲーム・コンソールの競争と同じように、初期の市場で過半数のシェアを握るのが大切なんでしょう。
同業他社がやるべきは、とにかく価格勝負に持ち込んで、Appleを自分達の土俵に引きずり込むことですね。