トヨタ、カーナビ通信で攻勢 「利用者4年で3倍増」

asahi.com : トヨタ、カーナビ通信で攻勢 「利用者4年で3倍増」

各社とも02年にサービスを開始したが、今年3月末の利用者数はホンダの36万人、日産の20万人に対し、トヨタは14万人。「無料」のホンダや日産に、消費者は軍配を上げた形だった。
 
トヨタも方針を変えた。国内の自動車市場が伸び悩む中、通信サービスが車両販売の決め手の一つとなりつつあるからだ。利用者が増えても固定費で運営できるルート検索や渋滞予測などを5月から無料化。6月末までの2カ月間で利用者は16万人増えて30万人になり、一気に日産(23万人)を追い抜いた。
 
今後は06年にホンダの計画(06年度中に50万人)を上回る60万人を見込む。07年に100万人、10年に300万人に拡大させる計画だ。 €‚

何度も書いてますが、加入率が同じならホンダの3倍以上の利用者がなければいけないんでね。 トヨタとしてはMONETで先行したという自負があったのでしょうが。
「2ヶ月で16万人増」というのは、対応カーナビ付でも有料だから利用していなかったという人が多かったということですね。

ロイター - ホンダのカーナビ通信利用者が40万人突破、渋滞情報が好評

同社でテレマティクス開発を担当する今井武・インターナビ推進室室長は「移動時間をより正確に割り出すという、カーナビ本来の機能を追求したことが高い評価を受けた」と分析。02年10月のサービス開始以来、会員数30万人達成までに3年1カ月を要したが、その後、8カ月で40万人を達成した。

8カ月で10万人増ということは、年度内に50万人というのは実現可能な数字ですね。

ホンダの場合は、軽での装着率を上げていくことがカギでしょう。 あとはYOPやアフターマーケットのカーナビで、自社規格対応の製品を作ってもらうこと。
アフターマーケットにまで門戸を広げると、必然的に他社メーカー車のユーザーにも使われることになると思いますが、囲い込みをするよりもオープンにして利用者を広げることの方が、消費者利益は大きいと思います。