エネサーブ、主力の自家発電事業から撤退

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NIKKEI NET:エネサーブ、主力の自家発電事業から撤退

エネサーブは自家発電機の利用者に燃料のA重油を低価格で販売する契約を結んでいる。これまでは先物取引の利用で原油高による差損を抑えてきたが、価格の高止まりで現物価格と先物価格の価格差が縮小。同事業を継続すれば差損が膨らみ財務を毀損(きそん)しかねないと判断した。
 
原油高の影響で、大手電力会社から電気を購入する場合と比べた割安感が薄れており、発電機を設置しようとする新規顧客数も伸び悩んでいた。18日以降、新規の発電機販売は停止する。同社の自家発電機は現在、約900の企業や店舗、工場などで計7800台が設置されているが、10月末をメドにすべての燃料供給契約を解除する。

なるほどねー。 単なる停電対策じゃなくて、自家発電の方が安いという状況もあったんだな。 今の電力会社の石油依存率はかなり低くて、むしろ今の原油高の状況にあって値下げしているくらいだもんね。

でも、風力や太陽光を利用した自家発電の需要は、ますます上がりそうだね。 小型の発電機は、代替手段がないから販売に影響はないと思う。 むしろ今まで以上に燃費の良い製品を出せれば、よく売れるでしょう。