全てがデータ化された世界

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ITmedia アンカーデスク:「日の丸検索エンジン」は何を狙っているのか(上)

「たとえば高速道路を走っている自動車の位置情報や、その車のブレーキの性能、前後との車の距離などがすべてリアルタイムのデータベースになると、事故防止システムは劇的に進化する。その際、日本車とドイツ車を比べれば、アウトバーンに特化したドイツ車のブレーキの効き方と、より細やかな日本車のブレーキは異なっていて、自分の国の技術者が自分の国に適合したものを開発する方が、よりフィットしたシステムを開発できる」
 
(中 略)
 
なにしろ八尋氏の言う「リアルタイムの情報検索・解析」というのは、実のところ最も有望な分野であり、いわばWeb2.0がリアル世界を呑み込んでいくそのプロセスの最先端となっていく可能性が高いのだ。要するにこのリアル世界に存在するすべての情報を収集し、それらを有用なものにするために解析する技術を実現しようとしている。これは将来のデータベース極大化社会の実現に向けた伏線なのである。

経産省にそれが主導できるかは別にして、リアルタイム・データベースというのは今後益々発展していく分野であることは確か。 Googleでさえまだスナップショットだからね。
データベースがあればシュミレーションも立てやすくなるので、気象予報の精度なんかも飛躍的に向上するだろうね。

それにしても第5世代コンピュータかぁ。 懐かしいなぁ。 もう24年も前になるんだね。
そう考えると、同時期のTRONプロジェクトは、ある程度実用化もされていまだに続いているからすごいよね。