iPhoneでなければならない理由

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OSにはMac OS Xのサブセット版を採用。マルチタスクもサポートする。メール機能はIMAP4やPOPに対応しており、既存のメールサービスが利用可能だ。また、iPhoneの購入者にはYahoo! MailのIMAP4メールアカウントが用意され、「BlackBerry」のようにIMAPメールをプッシュ配信することもできる。またSafariベースのフルブラウザを装備し、PC向けのWebサイトが閲覧できるほか、アプリケーション化されたGoogle Mapsなども搭載している。

既存のOS上じゃなくて、自前のOSを用意するところがAppleらしいね。 OS Xのサブセットとはいっても、全く新しいプラットフォームを作るようなもんだし、時間が掛かったのも無理はない。 携帯でLinuxが動くくらいだから、OS Xが動いても不思議じゃないんだなぁ。 XBOX360のOSみたいなもん? CPUはARMだろうか。

でもタッチパネルキーボードはいかがなもんだろうか? 指先では押しにくいし、押したところで画面は汚れるし。 メール用にはBTキーボードも用意されると思うけど、電話掛けるのに番号押すのは避けられないからねぇ。

iPodの場合、その前にMP3プレーヤーはたくさんあったけど、iTunesのエコシステムで差別化を図ることで、圧倒的なシェアを獲得できたわけで。 iPhoneは、Apple製だしiPodだしで売れるとは思うけど、スマートフォンとして見た場合に、iPhoneでなければならない理由ってのはないかなと。
Appleが本気で「打倒Nokia」とまで考えているかも不明だし。

でも、NokiaもRIMも相当警戒しているでしょうね。 個人的にはMSがこれに対抗して、Windows Mobileに対してもっと力を入れてくれると嬉しいな、と。

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iPhoneはMac OS Xがベース。だが「Mac OS X向けのアプリケーションをインストールできる?」との問いには「No」との答え。ネットワークにつながるデバイスだけにウイルス対策やセキュリティも大事、ということで(現時点では)クローズドなプラットフォームとしているという。通常のアプリケーションのほか、単機能のミニアプリ「Widget」もユーザーが自由に入れることはできない。というわけでサードパーティ製のiPhoneアプリが登場することは、当面なさそうだ。ただし、iPhoneはiPodのDockコネクターを搭載しているため、アクセサリ類はいろいろ登場するだろう。また、スピーカーなどをはじめとするiPod向けアクセサリーは、iPhoneでも基本的に使えるようだ。

ふーん。 スマートフォンマニアはお断りって感じだねぇ...