ホンダが「FCXクラリティ」の日本仕様を発表

ホンダが「FCXクラリティ」の日本仕様を発表、2008年11月からリース販売 - グリーン・カー - Tech-On!

ホンダは、北海道洞爺湖サミットの「環境ショーケース」に提供する燃料電池車「FCXクラリティ」の日本仕様を発表した。パワートレーンは米国仕様と変わらないものの、10・15モードで測定した航続距離は620kmとなった。また、米国では前席のみ設定している温度調節機能付きシートを、日本では全席に設定した。日本では2008年11月からリース販売を開始する。販売台数は日本と米国を合わせて3年間で200台程度、年間数十台を予定している。

数日前のニュースで、「あ、そう」という程度に読み流していた記事ですが、考えてみたらすごいことですね。

だって「日本と米国を合わせて3年間で200台程度」しか作らないのに、さらに右ハンドル仕様と左ハンドル仕様を作るということですから。
たかだかハンドル位置が違うだけですが、インパネはもちろんブレーキパイプや配線の違いもあるし、部品の種類やテスト工数の増大など、非常にコストが掛かるのです。

<2008.07.15追記>
と思ったら、メーターをkm/h表示に変えただけで、左ハンドル仕様のままだとか。 そりゃそうでしょうね。

ところでホンダのWebサイトにある、FCXクラリティFACT BOOKはなかなか面白いです。
モビリティ=移動の自由を追求する会社として、運用に制約が大きい電気自動車はガマンできないのがよく分かります。