GeniusでAppleが手にする情報

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見せてもらおうか、Geniusの実力とやらを - ITmedia D LifeStyle

GeniusはiTunesの右下に新設されたボタンを押すだけで利用できる。ただし、Appleのサーバへ自身のライブラリに関する情報を送信するのが前提として存在するため、利用前には規約に同意する必要がある。また、Apple IDも必要だ。
 
規約に同意してApple IDを入力すると、ライブラリに関する情報を収集/情報をApple側へ送信/結果の受信という3ステップを経て、Geniusが利用可能となる。この3ステップの処理完了までに要する時間はライブラリのサイズ、サーバの混雑状況などにも左右されるが、約17Gバイトの容量を持つライブラリで試したところ、10分もかからずにすべての処理が終了した。

ウチのライブラリは15,000曲以上あるので、2時間でも終わんなかったよ。

それにしても、Geniusのおかげで合法的に入手できるようになった、ユーザーの音楽ライブラリの情報は、Appleにとってものすごい価値があるだろうね。
どの曲が何回再生されているかや、どんなCDがリッピングされているかとか、ユーザーの行動が全部分かるだろうし(もちろんユーザーを特定する情報は集めていないらしいけど)。

そのうち「昨日、世界中で最も多く再生された曲」なんて統計データが出てくるんだろうな。 ヒットチャートよりもっと現実の人気を反映したチャートになるね。