泣き言いってるヒマはない

トヨタの「お客様目線」に疑問符 焦るプリウスの低価格戦略(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

プリウスの突然の低価格路線に憤りを隠せないのがホンダだ。189万円で発売後、1ヵ月半で約2万1000台、当初目標の3倍売れているホンダのハイブリッド車、インサイトへの対抗策と受け取れるからだ。「共にハイブリッド車を盛り上げ、ひいては自動車市場全体を活性化しなければいけない時期なのに、トヨタはまさに“インサイトつぶし”のようなことをやる。これでは互いに消耗戦になってしまう」(ホンダ関係者)。
 
業界からも「現行モデルを買ったユーザーに失礼」と非難の声が上がっている。というのも現行型は国内で昨年9月から、原材料価格の高騰を理由に3%値上げされているのだ。値上げ直前には駆け込み需要もあり、その後もモデル末期であるにもかかわらず、根強いファンのおかげで2月末までに約4万1000台売れたからだ。さらに今後は中古車価格の下落も懸念される。

だったらトヨタに負けない価格性能比のクルマを出し続ければいいんだよ。
トヨタは本気で宣戦布告されたと思っているんだから、いまさら「なあなあでやりましょうよ」とか思っていると潰されちゃうよ。
HY戦争でホンダがヤマハに対してやったことを考えてみた方がいい。

「PI戦争」プリウス・インサイト激突 王者トヨタ、異例の狙い撃ち(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

また、5月にも公表される新型プリウスのカタログは見開き2ページをインサイトとの比較に使用する方針で、特定の車だけ取り上げ自社製品と比較するのは珍しい。同ページでは、両社のハイブリッドシステムの違いをアピール。「インサイトのようにエンジン中心で走るのでなく、モーターの役割を大切にしています」とした上で、走りと燃費の両方に最高の効果をもたらすと記述。走行の安定性や装備の先進性、室内空間のゆとりなどでも、具体的な数値を挙げて優位性をPRしている。
 
業界からは「王者がホンダつぶしを本気で仕掛けるなんて大人げない」との声も上る。トヨタが本気になる理由は、一つは「プリウスが引っ張ってきた」(大塚明彦チーフエンジニア)と自負するHV分野を「土足で荒らされた」(業界関係者)不快感があるため。もう一つは、自動車需要が落ち込む中で、人気が見込めるHV分野に大きく切り込まれるわけにはいかないからだ。

価格競争を仕掛けておいて、利益率も確保しておきたいなんて、甘い考えだよね。 挑戦者なら捨て身で勝負しないと。
プリウスより直材費が安いなら、徹底して「プリウスより30万円安い!」戦略を貫くべきだと思うよ。