トヨタ、小型車生産で1000億円コスト削減

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NIKKEI NET(日経ネット):トヨタ、小型車生産で1000億円コスト削減 12年メド

トヨタ自動車は小型車の生産コスト削減を本格化する。2012年をメドに、まず国内で「カローラ」「ヴィッツ」など計100万台を対象に車台や部品の共通化を進め、年1000億円規模のコストを削減。海外拠点でも順次実施する。トヨタは利幅の大きい大型車・高級車を収益拡大の柱に据えてきたが、世界不況を機に、今後は小型車や環境対応車など低燃費車の需要が伸びる見通し。成長が見込める新興国市場の開拓も見据え、小型車でも利益を稼げる経営体質への転換を急ぐ。

台あたり10万円ですか。 コストダウンは1円の積み重ねではありますが、相当ラディカルなことをやらないと難しいでしょうね。

新型プリウスで鮮明になりましたが、トヨタはコストダウンを利幅に使うのではなく、売価を下げて価格競争に勝ち抜こうという強い意志を持っているようです。 他社にとっては脅威でしょうが、自社の強みを最大限生かす方法だと思います。

でも一時期カローラで露骨なコストダウンをして(特に内装の)品質感が低下し、ユーザーにそっぽを向かれたこともあります。 「安かろう、悪かろう」にならないことを祈ります。