なぜ、20代高学歴女子は「専業主婦」に憧れるか?

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なぜ、20代高学歴女子は「専業主婦」狙いなのか(プレジデント) - Yahoo!ニュース

内閣府の意識調査によると「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という質問で女性の賛成派は20代が60代についで多いという結果が出た。ちなみに、反対派が一番多いのは40代である。
 
「自分が輝くための仕事すらもういらない、仕事をしなくてもいい男と結婚したい」というのが今の20代なのだ。しかし、リカさんのような高学歴女性ですら、専業主婦志向がそれほど高まっているのはなぜなのだろうか。

「女性は家庭を守るべき」というアラフォー男性は、若い女の子を狙うべきかもしれません。 逆にアラフォー女性は、年下男性をゲットするべき。

ここでもキーワードは「アラフォー」です。

アラフォー世代にとって、専業主婦とは誰もがなれるものだったから逆に華々しいキャリアが欲しかった。しかし今や「専業主婦」としてのんびり子育てすることこそが女のステータスで、働くことはただの苦行。背景には、男女雇用機会均等法施行後20年以上たっても一向に改善されない女性たちの働く環境への絶望と、理想の「働く女性のモデル」の欠如がある。先輩世代の働く女性たちが、結婚や出産との両立に苦労している姿を見て、母親が幸せな専業主婦だった20代女性たちはそちらに理想のモデルを見てしまうのだ。

「まーわるー、まーわるーよ、時代ぃーはまわるぅ~」という訳で、振り子の針が逆に振れたということでしょう。
今は「誰もが結婚できる時代ではない」ですからね。 アラフォー女性の子供世代は、どう感じるんでしょうか。 ますます少子化が進みそうです。


でも男女雇用機会均等法で、かなり「男女平等」にはなったんですよ。 男性と同じ条件で働けるようにはなってきました。 自動車工場のラインでも、普通に女子が働いていますからね。 問題は「平等」なだけでは十分ではない、ということでしょう。
そして男性と同じように働くことは、実はあまり楽しいものではない、ということを大半の女子は分かったんじゃないのかな?

ところで結びの

今、日本に起こっているのは「中流男性の没落」である。米国がかつてそうだったように、女性が働かないと中流生活を支えられなくなりつつある。昭和の幸福な専業主婦を母に持つ女性たちは、今、最後の夢である専業主婦にこがれているのだ。

「優雅な専業主婦」という形態って、戦後の高度成長期だけだと思うけどな。 昔の主婦は、会社勤めはしてなくても家の仕事はいっぱいあったのです。 牛や豚を飼っていたり、田畑の作業をしたり、海行って海草拾ったり。 内職したりとかね。

だから男ひとりの稼ぎで暮らせなくなったとしても、「没落」なんて言われる筋合いはないと思います。