Honda ビジネスモデル「スーパーカブ110」を新発売

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Honda ビジネスモデル「スーパーカブ110」を新発売

Hondaは、力強い出力特性の空冷・4ストローク・単気筒110ccエンジンを新設計フレームに搭載し、取り回しの良い車体サイズを実現したビジネスモデル「スーパーカブ110」を、6月19日(金)に発売する。

ついに出ました。

ホンダ 新発売110ccスーパーカブ タイ製部品6割、コスト圧縮(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

ホンダは10日、排気量110ccの原付2種バイク「スーパーカブ110」を19日に発売する、と発表した。新製品は、第2次二輪車排ガス規制に対応していないために昨年8月に生産終了となった排気量90ccの「スーパーカブ90」の後継となる。コスト低減を図るため、国内で生産する同シリーズとしては初めて、タイで量産している世界販売車種(グローバルモデル)の110ccエンジンをはじめ、全体で約6割の部品を同社のタイ工場から調達したのが特徴。価格は従来に比べ3万3600円高い24万9900円。年間8000台の販売を目指す。
 
新製品はエンジンのほか、マフラーやタンク、ホイールなどもタイ製に切り替え、熊本製作所(熊本県大津町)で組み立てることで大幅なコスト低減を実現したという。

ほとんどKD生産ですね。

注目のエンジンですが、

エンジンは、タイホンダマニュファクチュアリングで生産し、タイ国内で販売しているCZ-i110とWave110iにも採用され、力強い出力特性で好評を得ているエンジンをベースとしている。クラッチシステムは、発進と変速にそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムを採用し、変速時のショックを軽減させている。

という訳で、従来の2本留めエンジンとの互換性はありません。 個人的には残念ですが、正しい判断でしょうね。 クラッチも当然ですが二次側遠心です。
ブレーキはドラムのままですが、フロントサスも一般的なテレスコピックになりました。

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モナカフレームも廃してパイプフレームになりました。 アルミダイキャストにしなかったのはなんででしょうね?


25万円というのは、昨今の高価格化を考えれば、頑張った価格でしょう。 並行輸入のWave110iが21万8千円ですから、純正部品の供給を考えればカブ110の方が安心ですしね。
でもWave110iに乗ってる人にとっても、エンジン関係は純正部品を入手しやすくなりますから、メリットは大きいですね。

でもWave110iとかEX-5も輸入してほしいなぁ。 いろんな選択肢があっていいと思うんですけど。