映画「女の子ものがたり」 対談 深津絵里×西原理恵子

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特集:映画「女の子ものがたり」 対談 深津絵里×西原理恵子 - 毎日jp(毎日新聞)

--映画では、貧しさも重要な要素になっています。
 
西原 すべての女の子に言いたいのは、手に職を持ってくださいということ。夫に愛されることを担保に一生を相手にささげないでください。一生愛してくれて、子供の面倒もみてくれて、つぶれない会社に勤めてる、ばくちも酒もやらない男の人なんていませんから。夫が倒れてもこっちが稼いでいればやっていけるじゃないですか。私の周りにもだんなさんに一生をかけて大変なことになっている人がたくさんいたので、それだけは言いたいです。
 
--映画を見た人に何を感じてほしい?
 
西原 今までの青春ものにないですよ。イタくて全然うまくいかない青春物語。女の人に見てほしいですね。私の同級生、皆いい子だったんですよ。女の子って頭がいいから、現実を知って絶望しちゃうんですよね。男の子は空想して逃げちゃうでしょ。女の子は「うちは貧乏でお父さんとお母さんが仲が悪いから、私はいい子でいないと」って。そんな思いをしてきたあなた! 見てください。

たとえ「一生愛してくれて、子供の面倒もみてくれて、つぶれない会社に勤めてる、ばくちも酒もやらない男の人」がいても、早死にしたり病気で介護が必要になったりするかもしれませんからね。