マツダ、9カ月ぶりにロシア向け輸出再開

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NIKKEI NET:マツダ、ロシア輸出再開 経済危機以来、9カ月ぶり

マツダはロシアへの自動車輸出を本格的に再開した。日本で6月に発売した主力の中型車「アクセラ」の新モデルの販売を、ロシアでこのほど開始。ロシア向け輸出は経済危機を受けて2008年12月に停止したが、今後は継続的に月間1000台程度の輸出を続ける。ロシア経済は資源価格下落の影響で低迷が続いているが、マツダは中長期的には潜在需要が大きいとみている。
 
マツダはロシア政府による輸入関税の引き上げや景気後退を受け、2008年12月に同国向け輸出を停止した。09年に入ってからも小規模の輸出にとどめていた。

せっかくシベリア鉄道経由の輸出ルートを作ったんだしね。 欧州に生産拠点を持たないマツダの場合、極東から輸出するより他ないですし。

とはいえ、ロシア経済は相変わらず低迷から抜け出せずにいるようです。

NIKKEI NET(日経ネット):ロシアGDP、10.9%減 4~6月期、最大の下げ幅

ロシア国家統計局によると、2009年4~6月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年同期比マイナス10.9%に落ち込んだ。製造業と建設業の落ち込みが響き、四半期ベースで最大の下げ幅を記録した。個人消費も減少し、インドや中国などに比べて経済回復の遅れが目立っている。
 
鉱工業生産がマイナス18.7%となり、全体のGDPを押し下げた。自動車最大手アフトワズなど自動車メーカーが減産に動いたほか、天然ガスや鉄鋼など資源関連の生産も落ち込んだ。オフィス需要の減少で、建設投資は2割減となった。

原油価格はだいぶ上がってきているんですが。 BRICsの中では、ロシアだけが低迷したままです(他の国も実力かどうかは怪しいですが)。 08年前半までが、それだけバブルだったということでしょう。