ホンダ「CR-Z」、高出力EPSを採用

ホンダ「CR-Z」、きびきびした操舵に合わせて高出力EPSを採用 - クルマ - Tech-On!

ホンダ「CR-Z」は、スポーティーできびきびとしたステアリング操舵を実現するために、「インサイト」よりもステアリングギア比をクイックに設定した。ロックtoロックは、インサイトが約3回転であるのに対し、CR-Zは2.48回転にした。
 
CR-Zは、ステアリングギア比をクイックにしたことから、EPS(電動パワーステアリング)のモータのアシスト量も増やす必要があった。モータの出力はインサイトよりも30%高めている。EPSは、インサイトはショーワ製であるが、CR-Zでは日本精工製を採用した。
 
ESC(横滑り防止装置)は、インサイトと同様にドイツContinental社製を採用した。6速MT(手動変速機)モデルでは、坂道発進を支援する「ヒルスタートアシスト機能」を用意。坂道発進時に後退しないように、ブレーキ圧を約1秒間保持するが、これもESCの機能の一つだ。

インサイトのVSAもコンチネンタルだっけ? てっきりニッシンかと思ってました。 MK60Eかな?

ホンダ「CR-Z」、トレッド幅拡大による質量増を抑えるためアルミ製アームを採用 - クルマ - Tech-On!

ホンダ「CR-Z」は、安定した走りを実現するために「インサイト」よりもトレッド幅を25mm拡大した。サスペンション部品の多くはインサイトのものを流用しているが、フロントはロアアーム、リアはトレーリングアームの長さを伸ばすことで、トレッドの拡大に対応した。

ただしアームを伸ばしただけでは、ばね下質量が重くなり、快適な走りに制約がある。このためフロントサスペンションには、インサイトや「フィット」で使っていた鋼板ではなく、アルミニウム合金製のロアアームを採用した。フロントの左右のアームをアルミ製とすることで、インサイトと比べて合計4kg軽量化した。

あんまりトレッド拡大とは関係ない気がしますが、軽量化には気を使ったみたいです。

ホンダ「CR-Z」、最高で980MPa級の高張力鋼板を採用 - クルマ - Tech-On!

ホンダ「CR-Z」は、軽量化と衝突安全性の確保のために最高で980MPa級の高張力鋼板を採用した。ベース車のインサイトは、最高で590MPa級にとどまっていた。980MPa級はフロアのクロスメンバー、780MPa級はフロントピラーの付け根やサイドシルに採用した。
 
高張力鋼板の使用で特に意識したのは、左右ドアの開口部周辺の骨格である。インサイトは4ドアであったが、CR-Zは2ドアになったことでドアの開口部が大きくなった。開口部が大きくても側面衝突時に室内空間の変形を防げるように、高張力鋼板を適切に配置したという。

インサイトの場合は、コストの関係と「世界中どこでも作れる」ように高ハイテン材の使用を制限したという話も聞きました。 日本以外ではサッパリ売れてないので、海外生産の予定はなさそうですが。