トヨタ、急加速問題で公開実験 電子制御の安全性証明へ

急加速問題、トヨタが米で公開実験へ(読売新聞) - Yahoo!ニュース

トヨタ自動車は5日、トヨタ車の電子制御システムの不具合で、運転者が意図しない急加速を引き起こすと指摘されている問題で、8日に外部機関の専門家らを招いた公開実験を米国内で行うと発表した。
 
この問題を巡っては、先月23日に米下院公聴会で南イリノイ大のデービッド・ギルバート教授が、「電子回路のショートなどで急加速が起きることを確認した」と証言。一方、トヨタ側は「電子系統に問題はない」として反論していた。
 
8日の公開実験は、米スタンフォード大教授ら第三者も立ち会い、ギルバート教授の実験手法を再現し、「実際にはまったく起こりえない現象であることを証明する」(トヨタ)としている。

おそらくこの実験で急加速は起きないでしょう。 限られた回数の実験で再現性できるくらいなら、もっと事故が頻発しているでしょうからね。 シックスシグマを実験で実証するのは容易ではありません。

さらに、実験に使われるクルマのECUのソフトウェアが、事故を起こしたクルマと本当に同じかどうかも証明しなければなりません。 「完全無欠」であることの証明は困難な道のりですね。