「はやぶさ」、4回目の軌道修正に成功 6月13日の帰還が確実に

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「はやぶさ」、6月13日の地球への帰還が確実に - 4回目の軌道修正に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

また、さまざまなトラブルに見舞われながらも、ようやくここまで来たことに対し、「印象に残っていることが4つある。
 
1つ目はイトカワに着陸したとき。惑星探査はその惑星にたどり着かないと意味がない。イトカワまでたどり着けたということだ大きな意味を持つ。2つ目はイトカワへの着陸。そして3つ目が音信不通になった時、そして4つ目がイオンエンジンに異常が生じた時」(同)とも振り返り、「3つ目と4つ目ははやぶさ自身に助けられた。はやぶさには地上から指令を送るが、その指令以上の反応を自らの力で見せてくれたと感じている。
 
通常の指示だけ受ける機械という存在ではなく、例えば通信のロストでは、復帰するための一連の指示がはやぶさに届かなければ復帰できない。そうした意味ではある意味神がかり的な、我々の思うところ以上の対応をはやぶさ自身がしてくれた。確かに我々ははやぶさに手を差し伸べたが、向こうからも積極的に応えてくれた。
 
イオンエンジンの時も、単に回路を変更したという話ではなく、機体自身の電位を下げなければエンジンとして使用できない。理屈では接続を切り替えてエンジンを復活させられるが、実際にそれを行うためには、はやぶさが自ら電位を下げなければいけない。そうしたことも含めると、はやぶさが何かアクションをしてくれるから、こうしたことができている」と感慨深く語ってくれた。

実は「はやぶさ」は、小惑星イトカワで高次元の知的生命体と接触し、自らの意志を持つに至ったとか...
「はやぶさ」の旅を映画化したら面白いのにね。