勤勉社員のやる気を奪う「フリーライダー」とは?

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なぜこうも“負の感情”を誘発するのか? 勤勉社員のやる気を奪う「タダ乗り社員」の実態|あなたの会社は大丈夫? 「タダ乗り社員」を生む職場|ダイヤモンド・オンライン

たとえば、あなたの会社や職場にも、「パソコンに向かってはいるが、何の仕事をしているのかよくわからない」という社員はいないだろうか? 特に、役員や管理職、そしてベテラン社員のような少し「お偉いさん」の中にこそ、こうした姿を見かけないだろうか。
 
あるいは、人の仕事を評論したり口出ししたりはするが、自分からは動こうとしない社員や、部下の手柄を自分が挙げた成果のように持っていってしまう上司はいないだろうか?(中略)
 
バブル期以前ならば、周囲の社員は「●●さん、ほんと、しょーがないよなあ」「まあ、そのぶん俺らが頑張るしかないか」などと、フリーライダーに少し腹を立てつつも、大目に見て許してあげていた。飲み会のネタ話にその人を使うくらいで、自分が受けたストレスを発散することができていたのだ。
 
しかし、今は違う。バブル崩壊後の不況に晒され、この20年弱の間に企業は徐々に体力を失ってきた。その結果、多くの企業では厳しい成果主義が導入され、フリーライダーを大目に見る余裕がなくなってきたのだ。ことに、リーマンショックによる大リセッション以降は、全くと言っていいほど余裕がなくなった。

概ね同意なんですが、ちょっと心配なのは横並び意識の強い日本では、往々にして「なんであいつだけ(サービス残業せずに)定時で帰るんだ」とか「週末に付けて有休を取るのか」という方向にいきがちな点です。 「みんな我慢して働いてるんだから、おまえも我慢しろ」ということですね。

成果主義がちゃんと機能していれば、本来「フリーライダー」というのは存在しなくなる(パフォーマンスが平均以下の人は常に存在しますが、成果に応じて給与・格付けが下げられる)ハズなんです。
「フリーライダー」と呼ばれる人が頑張って働いてくれれば一番いいですが、結局は勤評をつけるマネジメント側に大きな責任があるように思いますけどね。