経産省、自動車部品の共通化を検討

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asahi.com(朝日新聞社):自動車部品、共通化へ 震災で供給網寸断、経産省が検討 - ビジネス・経済

東日本大震災で寸断された自動車部品の供給網を強化しようと、経済産業省が部品の共通化の検討に入った。6月中旬に自動車や素材のメーカーと方針を確認し、対象となる部品を選ぶ。独自性にこだわってきた自動車づくりが、震災を機に変わる可能性がある。
 
自動車の生産に使う部品は1台あたり2万~3万点。エンジンやトランスミッションといった基幹部品でなくても、完成車メーカーごと、車種ごとに異なる部品を使うことが多かった。共通化は、安全性や燃費に差が出にくいゴムや樹脂といった細かなものを手始めに、再来年にも導入する見通しだ。
 
東日本大震災では、部品メーカーが被災して供給が滞り、1カ月以上も操業を止める工場も出た。経産省は業界の首脳らを集めた戦略研究会を5月中旬に設立し、生産を少しでも滞らせない方策を検討してきた。
 
部品の共通化が進めば、一部の部品メーカーの操業が困難になっても、ほかの部品メーカーとの間で融通しあうことができる。製造ラインの復旧の手間も簡単になり、車両組み立てへの影響を抑えられる。
 
また、収益力を高める利点も期待できる。現在は、車種ごとに微妙に異なる部品を使うことが多いが、少ない種類で生産量を増やしてコストが下げられるためだ。経産省は、価格競争力を高めて、円高による生産の海外移転を防ぐ効果もあるとみている。

バカだろ? 未だにそんな経済統制みたいなことができると、本気で思っているのかね?
ISOのWGとかJAMAレベルで調整するならまだしも、経産省に何が決められるというんだろうか。

マジで共通部品を設定したとしても、中国などのメーカーがその仕様通りに作って価格競争になるから、国内の部品産業にはなんのメリットもないよ。