三菱自、廉価版「i-MiEV」に東芝製電池を採用

三菱自、アイ・ミーブに東芝製電池を採用 充電1回で120キロ (フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

三菱自動車は16日、今夏発売する電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の廉価モデルに、東芝製のリチウムイオン電池を採用すると発表した。東芝が量産型のEVに蓄電池を供給するのは初めて。
 
電池容量は現行タイプの約3分の2で、1回の充電で約120キロ走行できる。電池の軽量化やエネルギー使用の効率化で、160キロ走行可能な現行タイプの4分の3を確保した。政府の購入補助金を含めた顧客の実質負担額は200万円を切るように設定する。
 
東芝製の電池は、三菱自が今冬に発売予定の軽商用EV「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」にも採用される予定。

単に価格を下げるために、電池の搭載量を減らすのかと思ったのですが、そうではなかったようです。

東芝の「SCiB」の採用を検討中との発表はありましたが、ホンダより先に出してくるとは思いませんでした。
リーフに比べて「i-MiEV」のバッテリーコストは高いと言われてましたから、その対策でもあるのでしょう。

三菱自、アイミーブ廉価版に東芝製リチウムイオン電池を採用 (ロイター) - Yahoo!ニュース

従来版のアイミーブは引き続きジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)<6674.T>製のリチウムイオン電池を搭載して販売する。
 
三菱自は今夏にアイミーブの廉価版を投入し、従来版と併せて2種類のグレードを揃える計画。廉価版は、補助金を含めた顧客の実質的な負担額が200万円以下になるモデルで、搭載する電池容量が10.5キロワットアワー(kWh)、1回の充電による走行距離が約120キロメートルにとどまる。従来版のアイミーブは補助金込みで価格は298万円、電池容量は16.0kWh、走行距離は約160キロメートル。廉価版は搭載する電池容量を小さくして価格を抑える。

「SCiB」のエネルギー密度は、他の形式のリチウムイオンバッテリーと比較して、あまり高くはなかったような?
「i-MiEV」のバッテリースペースに収まるように積んだら、航続距離が短くなったということなんでしょうね。