「アクア」はプリウスより小ぶりな分、よりシニア向け

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トヨタ・アクアS(FF/CVT)/アクアL(FF/CVT)【短評】

カタログ燃費は、驚異的な40.0km/リッター(10・15モード値。JC08モードでは35.4km/リッター)。一方、「ヴィッツU 1.5L」は、20.0km/リッター(18.8km/リッター)である。素の値段を比較すると、価格差は9万円。ガソリン1リッター=150円。年間5000km走ると仮定すると、燃費のよさだけで元を取るには、単純計算で5年ほどかかることになる。
 
「純粋に経済的な合理性からアクアを買う人は少ない。販売店でも、そうした理由付けでアクアを推してはいない」とエンジニアの方はいう。日々アクアに乗っていて、「いい買い物をしたな」という満足感。ガソリンスタンドを訪れるたび、「入れる量が少ない」「行く頻度が減った」とうれしく思う、そうした体験を大事にしてほしい、と語る。アクアを購入するのは、「ハイブリッド車の先進性」に賛同し、「このクルマならではの経験」を期待するから、というわけだ。

「そうした体験を大事にしてほしい」? うまいこと言うね。 もはや新興宗教みたいな感もありますが。

それはともかく、

アクアの想定ユーザーとして、「20~30代のヤングシングル・カップル」「子連れシニア」と、いかにもなマーケティング用語が挙げられる。それはともかく、プリウスの購入理由としてもよく口の端に上ったが、アクアも、年配の方が従来の大きなセダンなどから乗り換えるのに、いい選択肢だと思う。「HYBRID」の威光が効いて、“格落ち感”から逃れられる。プリウスより小ぶりな分、よりシニアの方向け……、というのは言葉が過ぎますね。購入価格は少し高めだが、以後の維持費が相対的に低いところも、余裕ある年金生活者に向いている。

「子連れシニア」ってどういう意味だろう? 祖父母が孫の面倒を見てる状態ってことかな。

ちなみに車格を気にするのはバブルさんより上の世代まででしょうね。

トヨタの小型HV「アクア」、1か月で10万台 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

トヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」の国内受注台数が、今週末にも10万台を突破する見通しとなった。
 
ガソリン1リットルあたり35・4キロ・メートル走れる世界最高燃費のアクアは、昨年12月26日に発売され、政府のエコカー補助金の復活などを追い風に発売前に約6万台を受注。その後も堅調に販売を伸ばし、今週前半までに9万5000台を超えた。月間販売目標(1万5000台)の6倍の人気だ。
 
トヨタ車の発売から1か月間の受注台数では、2009年5月に発売した現在のプリウス(約18万台)には及ばないが、昨年5月に発売したワゴン型HV「プリウスα」(5万2000台)を上回り、歴代2位となる。

結構なことです。