富士重、中国合弁進展せず

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

スバル富士重、中国合弁に吉永社長「状況変化に対する検討も」 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

吉永社長は中国合弁を計画した後、「米国の販売好調で米工場はフル生産になっているし、超円高という情勢の変化もある」と指摘、中国プロジェクトの停滞が長期化するようだと、米国工場の能力増を優先する考えも示唆した。
 
中国は昨年の新車販売の伸び率が前年比3%となるなど、市場拡大のペースが落ちており、政府は自動車の過剰生産能力を問題視している。新たな生産プロジェクトの認可にも慎重とされ、富士重工の合弁案件も進展が滞っているのが実情だ。

列車のドアは、既に閉まってしまったのかもしれませんね。

実は別の理由だという話も。

中国での工場設立を「断念しない」、富士重工業社長の吉永氏 - クルマ - Tech-On!

富士重工業は中国系自動車メーカーと合弁会社を設立して、中国に工場を設立する計画を明らかにしていた。だが現在、工場建設に必要な中国政府の認可が取れていない。富士重工業がトヨタ自動車のグループ会社だと、中国政府にみなされているためとされる。中国政府は、外資系自動車メーカーが中国に設立できる合弁会社の数を2社までと制限している。富士重工業としては初めての合弁会社の設立だが、同社の株式を16.5%持つトヨタが既に2社と合弁会社を設立している。(中略)
 
ただ、この状況がいつまでも続くと大きな問題が生じそうだ。今後の販売計画に対して生産量が追い付かなくなる。富士重工業は2011年度の自動車販売台数は約64万台を見込むが、既に富士重工業の日本と米国の工場は「フル生産」(吉永氏)の状況である。それにも関わらず同社が2011年7月に発表した中期経営計画では、2015年度の販売台数を現在の約1.4倍に当たる90万台まで増やす方針だ。既存の工場の拡張だけでは対応するのは難しく、そこで中国に工場を設立して生産能力を高める計画だった。工場建設が遅れると、立案したばかりの中期経営計画の達成が早くも暗礁に乗り上げる。吉永氏は、「2011年度内は中国での工場設立を考える。(来年度も同じ状態が続くなら)状況を見つつ、今後の方向性をきちんと考えていきたい」と語り、別の方策を検討することも示唆した。

トヨタの工場で作ってくれるように、お願いしてみれば?

あとは、インド、ベトナムあたりに作るかだろうね。 今さらタイでもなかろうし。