日産、トヨタ 自動車部品の共通化を推進

日産、自動車部品の共通化を推進 新方式導入で開発効率アップへ (産経新聞) - Yahoo!ニュース

日産自動車は27日、主要な部品ユニットを共通化することで、自動車開発の効率やスピードを高める新しい自動車設計技術「日産CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」を導入すると発表した。2013年以降に発売する新型車から適用する。
 
新技術は「モジュール方式」と呼ばれる設計技法を高度化したもの。プラットホームと呼ばれる車台や、エンジン、アンダーボディー、リアボディーなどをモジュールとして、それぞれに開発し、共通化する。さらに実際の自動車開発ではこれらのモジュールを組み合わせることで、1からすべてを開発するより、早く完成させることができる。

VWの後追いのように聞こえますが、こういう研究はどこの会社でも(程度の差こそあれ)やっているものです。
日産は2年以上前から取り組んでいたみたいですね。

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Car Watch 日産、モジュール式の車両設計技術「日産CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」

この技術は「4+1 Big module concept」とも呼ばれ、車両をエンジンコンパートメント、コックピット、フロントアンダーボディ、リヤアンダーボディの4つのモジュールと、電子部品をまとめた電子アーキテクチャに分割して、各々のモジュールでバリエーションを展開、これらを組み合わせることで多様なニーズに応えた製品を開発するというもの。これにより、小型車から大型車、SUVまでを効率よく設計できるとしている。
 
また、車両構造、コンポーネント、部品を大規模に共用することで、量産効果を追求できるとしている。さらに、車両のクラスを超えて共用することで、高級車でのみ採用されていた新技術を、より幅広いセグメントで提供できるようになり、商品力の飛躍的な向上と、大幅な販売増が見込めるとしている。

個人的には、本当にこの方法が正しいのか、まだ懐疑的です。
車両サイズに合った最適な設計をした場合と、モジュラーを組み合わせたものとでは、前者のほうが高いポテンシャルを見込めます。
もっとも、そのポテンシャルが商品力に結びつかなければ意味がないのですが。


先週はこんな記事もありました。

トヨタ、部品共通化-足回りなど、5000品番の半分:日刊工業新聞

トヨタ自動車の佐々木真一副社長は23日、自動車部品の共通化について、現在4000―5000品番ある部品のうち半分弱を共通化の対象とすることを明らかにした。共通化を進めることで「4―5年後には(大半の車種で)コストダウン効果が出る見込み」としている。
 
共通化の対象となるのは、骨格や足回り部品など顧客の目に直接ふれない部品が中心となる。内外装などは世界各地で地域ごとのニーズに合わせた最適設計にする。
 トヨタは円高環境下でコスト競争力を高めるため「ニューグローバルアーキテクチャー」という新たな部品の共通化に着手している。

ただ、こういう取り組みでコストは低減できると思いますが、技術の改善ペースは遅くなりそうな気がします。