問い合わせ殺到の「小型発電機」の受注がゼロな理由

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人の行く裏に道あり花の山? 神戸製鋼が温める小型発電機|inside Enterprise|ダイヤモンド・オンライン

神戸製鋼所が独自に開発した「小型発電機」(マイクロバイナリー発電システム)は、主に温泉地の地熱(熱源)や工場の排熱などを利用して発電する。最大発電端出力は70キロワットで、発電システム100キロワット以下の機種では国内初となる高効率・小型化を実現した。(中略)
 
この発電機は、1956年以来、神戸製鋼が世界でもトップを誇るスクリュータービン技術(空気を圧縮する技術)を応用したもので、設置時に大規模の工事を必要とせず、泉源にも影響を与えないために温泉法の制約を受けない。加えて、過去には電力会社の地熱発電所に納入されるような2億円前後の大型システムは存在したが、神戸製鋼のものは小型で筐体は約2.5メートル立方の据え置き型。初期費用は2500万円で導入できる。しかも、発電の原理は同じなので、太陽熱やバイオマス(廃材)から熱源を取り込むこともできる。
 
ところが、こうした特長から、問い合わせが殺到しているというのに、現時点では受注がゼロなのである。それには理由があった。

「小型発電機」というから、ポータブルかと思ったらJRコンテナくらいの大きさがある物なのですね。
マイクロ水力発電機なども含めて、もっとこういうのが広まるといいですね。