ホンダ、英国での乗用車生産を倍増へ

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ホンダ、英国での乗用車生産を倍増へ (産経新聞) - Yahoo!ニュース

ホンダは6日、英国工場での今年の乗用車の生産台数を昨年の約2倍の18万台に引き上げると発表した。8日から開幕するジュネーブモーターショーの会場で、英国法人の西前学社長が表明した。
 
欧州ではユーロ圏諸国の債務問題により、新車需要の先行きが懸念されているが、ホンダは昨年12月発売の主力車「シビック」などが販売好調で、強気の見通しを示した。
 
昨年の英国工場の生産台数は9万7459台。今年は、「シビック」などの生産ラインを5月から昼夜2交代制に切り替え、18万台まで増産する態勢を整える。同工場での2直化は2008年11月以来3年半ぶり。

HUMの生産能力は、第1、第2工場合わせて20万台ですから、かなり高まってきましたね。
とはいえ一時期に比べれば、欧州での販売は半分の水準に落ち込んでいますので、まだまだ回復とは言えないでしょう。

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ホンダ欧州部門は2年連続で業績が赤字となっており、市場シェアも1%強にとどまっている。しかし、西前社長は欧州市場から撤退する計画はないとし、欧州でのブランド強化に向けて円へのエクスポージャーを減らす方法を模索していると話した。
 
「アコード」を含め、ホンダ車の欧州での販売は輸入が4割を占めており、現在の円高環境では多くの車種が競争力を欠いている。西前社長は、日本では国内市場向けの小型車生産に的を絞る考えを示し、英国工場の年間生産台数を約2倍の18万台近くまで増やした上で、輸入の割合を2割以下に抑えたいと述べた。
 
ホンダは将来的にアコードを米国から輸入する案も検討しており、これによって納品日数を短縮することが可能になる。(中略)
 
西前社長によると、2011年は東日本大震災とタイの洪水によるサプライチェーンの混乱により同社の欧州販売台数に2万2000台の影響が出たが、今年は約25%増加して19万8000台となる見込み。さらに、2014年か15年には5年前と並ぶ30万台の水準に回復する見通しという。

一番の課題は、アロケーションよりもディーゼルでしょう。 1.6Lをいかに早く上市できるかに掛かっています。