リーフは原油換算でリッター何km走るか

トヨタ・プリウスPHV 効率の悪いEVは作る意味がない? - トレンド - 日経トレンディネット

認知度は低いが、EVにも電費というものがある。まさしく“燃費”のEV版で、例えば1kWhの電力でどれくらい走るかだが、現状、日産リーフは6km前後。容量24kWhの電池で、140kmぐらいは走れるからだ。
 
だが問題はその電気をどうやって作るかだ。もちろん原子力発電所ならば効率はいいし、CO2もほとんど出さないという意見もある。ところが火力発電は違う。一説によれば1kWhの電力作るのに要する原油は0.243L。諸説あるのでざっくり計算してみると、リーフは原油1Lで24kmほど走ることになる。
 
なんだ、結構いいじゃないか! という声もあるが問題は残っている。送電効率だ。発電所の遠さにもよるが福島─東京ぐらいだと、半分に落ちるという。むろん火力発電所は京浜工業地帯にもあるのでもっといいはずではあるが、電力は発電所間でやり取りをしている。
 
そう考えるとおそらく総合で20km/L以下。

原油からガソリンに精製する段階でもロスはありますから、原油換算した場合のプリウスが何km走るのかはよく分かりません。
でも火力発電を前提にしちゃうと、EVもHVもドッコイドッコイなんでしょうね。