ACモーターの扇風機の消費電力を計測してみる

我が家で一番古い、三洋電機製EM-30M(HD)の消費電力を計測してみましょう。

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条件としては、「首振りあり・リズム風なし」です。 回転が安定するのをしばらく待って撮影しています。
まずは一番弱い「サイレント」から。

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30.7W前後の値を示しています。 次に「中」。

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39.5Wということで、9W程度の上昇となりました。 そして「強」。

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45.7Wと、ほぼ定格(45W)通りの値となりました。 フルパワーですね。

ACモーターの扇風機は、最弱でも消費電力が多いといいますが、その通りの結果となりました。
でもフルパワーの時の風力は、DCモーターの追随を許しません。 なんというかアメリカンV8エンジンみたいです。 対するDCモーターは、プリウスのTHSⅡといったところでしょうか。


ちなみにOFF時の待機電力はというと、

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1.3Wもありました。 最近のDCモーターの扇風機が、最弱で3W程度ということを考えると、結構馬鹿になりませんね。
こまめにアイドリングストップ(電源プラグを抜く)した方がよさそうです。

プラグを抜くのが面倒だとか、コンセントが痛むのが心配だとかいう方は、スイッチを付ける手もあります。

でも待機電力の節約で、このスイッチ代を回収するのは大変だと思うので、やっぱりプラグを抜くのが一番だと思いますよ。