経産省、FCV見据えて高圧ガス保安法の省令改正

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経産省、高圧ガス保安法の省令改正-燃料電池車の水素ステーション設置規則を緩和:日刊工業新聞

経済産業省は今秋までに高圧ガス保安法の省令を改正し、燃料電池自動車(FCV)に水素を充填する水素ステーションの設置規制を緩和する。FCVの70メガパスカル(700気圧)高圧水素タンクに対応し、水素ステーションの設置規則を改定する。
 
また自動車メーカーが2015年にFCVを本格販売することを見据え、13年度予算概算要求に水素設備を規制する高圧ガス保安法の見直しとFCVの普及支援策を盛り込む。
 
水素ステーションの圧力は35メガパスカルが上限。一方、FCVの水素タンクは従来の35メガパスカルから、さらに高圧の70メガパスカルが主流になりつつある。高圧化でFCVタンクを小型化でき航続距離を延ばせる。ただ、水素ステーション設置規制が70メガパスカルに対応しておらず、同タンクを採用するFCVを満タンにできない。このことがステーション事業会社の投資を妨げ、ステーション設置が進まない要因だった。

それだけが水素ステーション設置が進まない要因ではないけどね。
数年前にトヨタは70MPaタンクに積極的だったけど、ホンダは35MPaだったはず。

エネファームの改質器で都市ガスから水素を作って充填できるようになれば、とても便利だと思うのですが。

水素ステーション、系列給油所の2割が併設可能-JXエネが試算:日刊工業新聞

JX日鉱日石エネルギーは18日、燃料電池車の普及に向けた水素ステーションについて、1万店強ある系列の給油所のうち、1―2割で併設できるとの試算を発表した。業界団体では2015年までに100カ所、25年までに1000カ所の水素ステーションを設置する目標を掲げており、その大部分をJXの給油所で展開できるとした。今後は規制緩和の進展や政府の支援策などを受け、具体的な投資計画を策定していく。
 
18日開かれた「エネルギービジネス戦略研究会」で、JXエネの親会社、JXホールディングスの渡文明相談役が明らかにした。5月末時点でJX系列の給油所は1万1670店。
 
水素充填設備を置くスペースに余裕があるかなど、条件に見合う給油所を1店ずつ精査した結果、「1―2割はOKだということが分かった」(渡相談役)という。

FCVって、ディーゼルを代替して大型車から普及させた方がいいんじゃないかな? 短距離はCNG、長距離はFCVという感じで。
そうすると宇佐美に水素ステーションを作ってもらえば事足りるような気も。