自公除く野党が先制攻撃 内閣不信任案を提出へ

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<内閣不信任案>自公除く野党が提出へ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

共産、社民、みんなの3党は2日の会談で、消費増税法案の成立阻止を目的に不信任案を提出することで一致した。3党の衆院会派は計20人で、不信任案の提出に必要な51人を下回っているため、3党の国対委員長が同日、生活の鈴木克昌国対委員長と会談し、共同提案を呼びかけた。
 
生活の小沢一郎代表はこれを受け、統一会派(計47人)を組む新党きづなとも協議。生活幹部は記者団に「増税に反対しており、採決前の不信任案提出を拒否する理由はない」と語った。小沢氏はこれに先立つ会合で「(消費増税法案に)賛成したうえで不信任、問責を出すのはどういう理屈なのか」と自公両党を批判した。
 
不信任案に自公両党が賛成しても、可決には与党から15人以上の造反が必要になる。民主党内では消費増税法案の衆院採決で反対した鳩山由紀夫元首相が「消費税研究会」(約30人)を結成するなど、法案阻止の動きを強めている。

野田首相が自己保身のために、消費税増税法案採決を引き伸ばしているから、しびれを切らしていろんな動きが出てきましたね。

一方で自民は参院での問責でお茶を濁そうとしているようです。

<消費増税法案>三つどもえの構図に 少数野党が揺さぶり (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

自民党は2日、谷垣禎一総裁ら幹部が協議し、8日の採決に応じなければ野田佳彦首相の問責決議案を7日にも参院に提出する方針を決めた。民主党がお盆明けの20日採決を提案してきたことへの対抗措置だが、実際に問責を提出すれば、野党が多数を占める参院で可決され、消費増税法案を含むすべての法案審議がストップすることになる。
 
「民主党は採決引き延ばしを画策している。我々は、首相は直ちに国民の信を問うべきだとの立場で、信頼感のない中で3党合意を進めるのは困難だ」
 
谷垣氏は2日の記者会見で、3党合意を破棄する可能性に言及。首相が来年度予算案の編成に意欲を示したことにも「俺にけんかを売っているのか」と激しく反発してみせた。採決日程で譲歩を迫る側面が強いが、そんな駆け引きに没頭していたところで「盲点を突かれた」(自民党幹部)のが少数野党の不信任案提出の動きだ。
 
自民党が不信任に同調すれば、野田政権の全面否定を意味するため、3党合意を事実上破棄することになる。同調せずに否決すれば、一回議決した議案を同じ国会で再び審議できない「一事不再議」の慣例により、衆院解散・総選挙に追い込む「武器」を失う。

権力闘争が不得手な谷垣じゃダメだよね。