タイで自動車販売激化 値引き競争も

タイは政府インセンティブなくなり受注キャンセル出ている=三菱自幹部 | ビジネスニュース | Reuters

三菱自動車工業(7211.T: 株価, ニュース, レポート)の黒井義博常務執行役員は30日、決算会見で、タイ市場は政府のインセンティブがなくなり、受注のキャンセルが出ていると述べた。
 
また、タイ市場は各社の生産能力増強で値引き競争が起きているとの見解を示した。

インセンティブってマイカー減税のこと?

タイ政府の初マイカー減税 申請125・6万台、還付額911億バーツ | newsclip (ニュース、政治のニュース)

タイ政府によると、自家用車を初めて購入する場合の自動車物品税還付措置の申請件数は昨年末の申請期限までに125万6294台、還付額911億バーツとなり、当初目標の50万台、還付額300億バーツを大きく上回った。
 
申請の内訳は、タイ政府の「エコカー」認定を受けた燃費の良い小型乗用車54万5803台、それ以外の乗用車19万2188台、ピックアップトラック25万8692台などだった。
 
この措置は自家用車を初めて購入した21歳以上のタイ人に対し、対象車種の自動車物品税を最大10万バーツまで全額還付するというもので、対象はタイ国内で生産され小売価格が100万バーツ以下の▽排気量1500cc以下の乗用車▽ピックアップトラック▽ダブルキャブ(シートが2列のピックアップトラック)——。購入から5年間は転売を認めない。2011年9月16日に導入され、申請期限は2012年末。

結局は需要の先食いなんですよね。

ホンダ岩村副社長「新興国で積極投資続ける」 :経営トーク :企業 :マーケット :日本経済新聞

――新興国の足元の販売状況と見通しは。
 
岩村氏「タイは(新車販売の奨励金制度の)ファーストカー・インセンティブが終了し需要は下がってきているが、前期までの受注残と新車投入で4~6月期の販売台数は前年同期比で30%増えた。昨年の4~6月期は洪水の影響が残っていたこともある。中国は順調に回復しており、新車投入で販売を伸ばしていく。勢いは鈍化しているが、中国市場全体の規模は2050万台くらいと見込んでおり、ホンダは70万台半ばを狙っていく。新興国では色々な動きが起こるため慎重にみているが、(中長期的には)間違いなく需要は伸びる。積極果敢な投資を続け、将来の成長への布石を打っていく」

どうだろう? シティがモデル末期になるから、厳しいんじゃないかな?