マツダ、第1四半期期は営業利益が約20倍増

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マツダ第1四半期期決算…営業利益が約20倍増の365億円 | レスポンス

マツダが発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比約20倍増の365億円と大幅増益となった。(中略)
 
グローバル販売台数は同0.4%増の30万1000台。この結果、売上高は同21.6%増の6159億円と大幅増収となった。
 
収益面は、円高環境下でも利益を創出できるSKYACTIV搭載車の販売増加に加え、為替相場の円高修正もあり、大きく改善。経常損益は84億円(前年同期は89億円の赤字)、当期損益は55億円(同65億円の赤字)のそれぞれ黒字となった。

営業利益と経常損益の差が結構ありますね。

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世界販売は横ばいの30万1000台だったが、採算性の高い北米が6%の伸びとなるなど、収益の改善につながった。また、円安による営業利益の増益効果は292億円にのぼった。純利益は55億円の黒字に転換した(前年同期は65億円の赤字)。

2014年3月期の通期予想は、営業利益1200億円(前期比2.2倍)、純利益700億円(2倍)としている期初予想を据え置いた。世界販売計画も8%増の133万5000台を変えてない。

365億円のうち292億円が円安差益ということは、真水はたったの73億円ということです。
もしアベノミクスによる円安という神風が吹かなかったら、昨年に続いて5期連続の最終赤字になっていたでしょうね。

CX-5に続いてアテンザがヒットして、アクセラも登場するという商品面の充実とは裏腹に、財政面ではまだまだ脆弱ですね。 「超円高でもSKYACTIV車は利益が出せる」と言ってたんじゃなかったっけ?