コルグ、DSD対応「DS-DAC-100」を発売

コルグ、DSD対応新USB DAC「DS-DAC-100」。AudioGate 3も - AV Watch

専用ソフトウェア「AudioGate 3」を利用することで、DSDのネイティブ再生にも対応。2.8224MHz/5.6448MHzのDSDファイルを再生できる。また、DSD以外にもMP3やAAC、WAV、FLACなどに対応し、24bit/192kHzのFLACやWAVなどの再生も可能。これらも「DSD変換」することが、DSD-DAC-100/AudioGate 3の特徴で、パソコン内のMP3/WAVなどのオーディオファイルだけでなく、CD音源などもリアルタイムに5.6448MHzのDSDに変換して再生する。(中略)
 
USBからの伝送はアシンクロナス方式で、ジッタの発生を抑制。電源はUSBバスパワーから、電源を再生成することでPCからのノイズ混入を抑えている。DACチップはCirrus Logic「CS4398」でプロスタジオ向けの「MR-1000」と同等の性能を謳う。

DSDのネイティブ再生のために、Windows/Mac用のドライバを開発。専用ドライバにより、DSDフォーマットのままUSBケーブル内から伝送されたデータをDS-DAC-100のDACで変換。「真のネイティブなDSD再生を実現する」としている。

KORGはCS4398の採用が多いですね。 マランツもそうだったかな?
エソテリックは旭化成のAK4399とかが多いです。 ソフトウェアで制御するタイプの石だと、ノウハウも必要だしなかなか変えづらいんだろうな。

それはさておき、RaspyFiとLS-K711がとても良い音を聴かせるので、寝室で使うためのUSB DACが欲しくなりました。
メインで使っている DAC7(WM8741)には何の不満もありませんが、世間的にはES9018を使ったDACの評価が高いようです。
一度聴いてみたいと思っていたので、再びeBayから買ってみることにしました。

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購入したのは、完成品のDACのUpgrade版です。 標準タイプと異なるのは

・Rコアトランスが2個になっている
・0.5 ppmのTCXO
・高品質な抵抗、コンデンサの採用

などだそうです。 US$90のコストアップの価値があるかは「?」ですが、ツイントランスってだけでもやっぱりグッと来ますよね。

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基板には「ES9018 v1.1」とありますね。
購入したのはDAC7と同じリセラーであり、標準のUSB基板もDAC7と共通(CMedia CM6331A)の7pin仕様です。 つまりこのDAC基板も「by Weiliang」ということです。
今は新しいXMOS USB基板が出ているので、$18プラスして交換してもらっています。 単品でも販売されているので、XMOS USBの具合が良ければ DAC7にも採用しようかと思います。

WeiliangのDACシリーズについては以前にまとめましたが、この「ES9018 v1.1」は連番には含まれていないようです。
でも久しぶりに調べてみたら、AK4399を使ったDAC9というのが出てるんですね。 完成基板で DAC7に比べて$10ほど安いので、位置づけとしてはそれほど高くはなさそうですが(DAC5と同じくUSB基板は10pinです)。

WM8741とES9018のガチンコ対決が楽しみです。