ホンダ伊東社長「開発期間の短縮のために我々は活動しているわけではない」

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ホンダ伊東社長、度重なるリコール問題に初めて公の場でコメント | レスポンス

開発期間の短縮、これは製造業として永遠の命題ではあるが、開発期間の短縮のために我々は活動しているわけではない。良いものをお客様にお届けするということを大前提として、開発期間というものをもう一度見直してみようという活動も今おこなっている。
 
コスト削減、これも製造業としては重要なことだが、これもコスト削減が先に立つ話ではなくて、お客様に良いものをどれだけリーズナブルにお手渡しできるかという活動の中で十分に吟味して適用するものであるという考え方を徹底して、今開発現場と話し合いをしている最中。

消費者からしたら「何を今更」という話ですね。

ホンダ伊東社長「600万台は考えるところがある」…見直し示唆 | レスポンス

伊東社長は「600万台というキーワードがあるが、これはちょっと考えるところがある」と述べた。国内向け『フィット』などのリコール多発により、新車投入計画に遅れが出ていることなどを勘案したものとみられる。
 
伊東社長は600万台について、「中期計画で、いいものをタイムリーに、リーズナブルな価格で世界にお届けするというビジネスを順調に進める。そういう算段で考えた数字」と指摘、「数字が独り歩きしたきらいもある」と語った。

対外発表した「数字が独り歩きした」なんて当たり前の話でしょ? 社内で営業本部に「600万台売るつもりで頑張れ」というのとは訳が違うんだから。

今年度の国内販売目標103万台もそうだけど、経営陣が希望的観測を言い出したら危ないね。 「~だろう」の気持ちをまず捨てよう!

ホンダ「新型レジェンド」、逆風下の船出 | 自動車 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

予定されていた時間は10分間だったが、冒頭、リコール問題について質問を受けた伊東社長は、マイクを手に休むことなく10分以上話し続け、会場を驚かせた。「一つの商品で複数回のリコールをしてしまったことを猛省している」としたうえで、一連のリコールで主な原因となった新しいハイブリッド・システムが、「チャレンジングな技術であった」と振り返った。
 
リコール問題と品質管理の説明に大半の時間が割かれた後、発表会の主役である「レジェンド」にも話は及んだ。しかし、伊東社長の話が長かったこともあり、登壇していた開発責任者の青木氏には発言の機会すらなかった。10時25分から始まった質疑応答は、予定時間を15分ほどオーバーして30分近く行われた。新車発表会でありながら、伊東社長の”力説”が目立つ会見だった。 

テンパッてしまったのでしょうかね?