先代デミオSKYACTIVの30km/Lは「対策をした特別な仕様」

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【マツダ デミオ 試乗】ガソリン車の評判はあまり聞かないけれど…中村孝仁 | レスポンス

どうしてもディーゼルに目が行ってしまうデミオだが、ガソリンの方は堅実に仕上げた印象が強いモデルだった。初めてスカイアクティブ・テクノロジーが使われた先代デミオは、当時の燃費計測モード、10・15モードで30km/リットルというとてつもない燃費を記録していた。それに比べて現行モデルは良くて24.6km/リットル、MT車の場合は21.8km/リットル(JC08モード)と、先代と比べてかなり見劣りする。この件についてマツダの技術者は、先代の30km/リットルという燃費は、いわゆるその対策をした特別な仕様だったので、この数値を一般ユーザーがおいそれと出すのは至難の業だと説明してくれた。そこに行くと今回のモデルは、その気になれば一般ユーザーが十分に到達可能な現実的な燃費なのだという。つまり実燃費に近いというわけだ。
 
実際今回の試乗では350kmほどをごく普通に走った結果、17.3km/リットルという燃費値を得た。全く省燃費運転などせず、また高速道路と一般道路の比率は概ね8:2程度の割合で、一般道路が多い状況下での記録である。だから、もし本気で省燃費運転をして燃費アタックをすれば、21.8km/リットルにかなり近い値が出るのではないかと思われた。

まあそうでしょうね。
ところでディーゼル仕様でATとMTとで燃費とパワーが異なる新型デミオですが、ガソリン仕様でも燃費はこんなに違うんですね。 ディーゼルとは逆にATの方が燃費が良いわけですが。 ガソリンのMTは5速だからでしょうね。