FreeBSD 10.2 のパッケージ更新でトラブル

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起きたこととやってこと(メモ)

しばらくパッケージの更新をしていなかったので、portsではなくpkgで更新してみる。

# freebsd-update fetch
# freebsd-update install
# pkg upgrade -f
# portsnap fetch update
# portupgrade -ar

まず apache22-worker-mpm-2.2.31が起動しない。 httpd.confの Syntax error で Cannot load /usr/local/libexec/apache22/mod_mem_cache.so と言っている。 何もいじってないのに何故?
/usr/local/libexec/apache22 の中を見ると mod_mem_cache.so ファイルがない。 無いんじゃしょうがないよね。 ということで httpd.confの記述をコメントアウト。

#LoadModule mem_cache_module libexec/apache22/mod_mem_cache.so

Apache 2.4系では mod_mem_cacheが廃止になったらしいけど、2.2系もそうなったのかな?


MTのダッシュボードにアクセスすると、DBI.pmが見つからないというエラーが出て動かない。
p5-DBIを再インストールしようとしたが、perlの更新に失敗する。
perl5.5.16を削除する。
p5-DBIが5.5.20を要求しているようなので、/etc/make.confに DEFAULT_VERSIONS+=perl5=5.20 を追加する。

再度p5-DBIを再インストールでperlも5.5.20に。
しかしまたもやMTのダッシュボードが起動せず。
/var/log/httpd-error.log を確認すると、「Premature end of script headers: mt.cgi」というエラーが出ていた。
perlのパスが変わってしまったらしい。 シンボリックリンクを張る。

# ln -s /usr/local/bin/perl /usr/bin/perl

これでMTが使えるようになった。