Wave110i 2度目の復活

というわけで、いよいよエンジン搭載である。
天候は曇り。 少し肌寒いが風はほとんどないので問題ない。 ただしスギ花粉はかなり多く辛い状況だ。

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エンジンマウントボルト&ナットは3本とも新品に。 オーバートルクに注意しよう。

マウントボルトは、一番下を先に入れるとあとの2本はラクに入る。 エンジンが載ったら、ステップ、エキパイの順で取り付けていく。

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汚れていたチェーンを清掃&給脂して、カウル以外の機能部品は取り付けは完了。
ここでエンジンオイルを入れて、エンジンが掛かるか確認してみよう。

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まずはイグニッションがOffのまま数回キックしてオイルを廻す。
5ヶ月ぶりなのでバッテリーがアガっているんじゃないかと思ったが、キーを捻るとインジケーターが点灯した。
緊張しながら遠慮がちにキックすると、一発であっさりとエンジンが始動した。 \(-o-)/

しかしカムチェーン廻りのノイズが酷い。 壊れそうなくらい派手な音がしている。 「壊れそうな音がしているときは本当に壊れる」ことを学んだばかりなので、とりあえずエンジンを停止。
Lクランクケースカバーを外して、カムチェーンテンショナーのアームを突いたらカタンッと動いた。 テンショナーがまったく利いてないようだ。

シーリングボルトを外してカムチェーンテンショナーロッドを抜いたら、オイルが全然来ていない。 スポイトでオイルを入れてやるといいらしいのだが、あいにくそんなものはない。
とりあえず車体をぐいっと傾けて、エンジンオイルを左側に廻す。 再びエンジン始動すると、さっきよりはノイズが少なくなった。 しばらく我慢してアイドリングさせていると、オイルが入ってテンショナーが利いてきたのかノイズが少なくなった。

カウルを取り付けて、5ヶ月間のホコリを洗い流したら完成だ。

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Wave125i(左)とWave110i(右)のツーショット。

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後ろから。 ん? 何か変わってる?

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金曜日の夜に B37が到着していたので交換したのだ。 

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前後方向はB37の方が長く見える。

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高さはB360Nの方が高いね。

そろそろ母のところへ行く時間だ。 せっかくなので110iで行ってみよう。 タイヤがド新品なので慎重に走りだす。
シリンダーは使用済みとはいえピストンとリングは新品なのであまり回さないようにする。 しかしエンジンの吹け上がりが鋭くて、かんたんに80km/hまで到達する。 エンジンが回りたがっているようで、もっさりした125iとは全然違う。 110iが「帰ってきたぜ!!」って言ってるみたいだね。

ギヤ抜け対策を施したミッションだが、10km程度の走行では抜けることはなかった。 減速中にシフトダウンがし易くなったことは実感できた。
RRタイヤが小さくなった分、少し後ろ下がりになった気がするので、ショックユニットの長さ調整が必要かもしれない。
しばらくは通勤に使いながら慣らしを行っていこうと思う。