A16 24-85mm がお亡くなりに

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それは昨年秋の紅葉見物でのこと。

毎年、年賀状に使うための写真を撮りに出かけています。 去年は2年連続で長瀞へ行きました。
機材は NEX-6とシグマの3本(19mm、30mm、60mm)と、GXR+A16 24-85mmです。 シグマのは単焦点なので、三脚に据えてじっくり構図を決めて撮るとき、GXRはスナップ的に撮るために使っていました。

ところが使用中にGXRが急に使えなくなりました。 A16はレンズを繰り出した状態で止まってしまってます。
仕方なく NEX-6のみで続行したのですが、帰宅して P10や A12 28mmを取り付けてみるとちゃんと動きます。 GXR本体ではなく、A16のトラブルのようです。

以前にバッテリー固定用ツメの破損で修理に出したことがあるので、修理の手続きは分かっていましたが、Wave110iの修理など他にもやるべきことがあり、放置状態でした。


GWが近づいてきてA16も持って行きたいので、リコーイメージングのWebサイトから「ピックアップリペアサービス」の申し込みをして、引き取ってもらったのが先週の水曜日(4/6)。 申込書に「修理予算(予算内なら自動的に修理する)」という項目があったので、2万円に設定しておきました。

で、月曜日の夕方にリコーから電話が掛かってきました。 「修理見積もりは3万5千円ですが、どうされますか?」というので、「修理しなくて結構です」と返答しました。 A16は返送され、「ピックアップリペアサービス」の 1,050円をヤマト運輸に支払うことになります。

故障したA16も新品で買ったものでした。 なにせ図体が大きいのでツーリングに持っていくことは少なく実働時間は短かったですね。 残念です。


なんで予算を2万円にしたかというと、新品のA16がまだ2万円台で買えるからなんですね。 ましてや3万5千円なんて馬鹿すぎます。

とはいえA16を買い直すかというと、これ以上 GXRというシステムに投資をするのもどうか?と思うのです。
もちろん APS-Cサイズの撮像素子でレンズも優秀、コンパクトカメラ並の携帯性という GXRの優位性は今でも残っていますが、メーカー(リコー)がもはや見放したシステムであることも確かです。

サブ機なら、ソニーのRX100シリーズなど1インチ素子のカメラでも、画質は十分でしょう。 AFの速さや携帯性でもGXRは時代遅れです。
とはいえ A12 28mmが使える間は、まだまだ現役で頑張ってもらいますけどね。 並行して後継機の選定を進めていきますが。