今年最後のキャンプ

2016年11月12日(土)

月末からまたインドへ行くことになってしまった。
もともと11月でキャンプは終了の予定だったので、それほど痛手ではないのだが、結局今年は最後までこんな調子で終わるようだ。

金曜日は一日中冷たい雨がしとしと降り続き、「土日は晴天で暖かくなる」という予報も半信半疑だった。
はたして今朝は霧が出ていたものの、どんどん天気が良くなり気温も上昇していった。

だがなんとなくキャンプに行くには気が乗らない。 毎年そうなのだが、天気が良いのにキャンプに行きたくならない時期がやってくるのだ。 個人的にはそれをシーズン終了の合図だと考えているのだが、一方で「やっぱり行けばよかったかな~」と軽い後悔をしていたりもするのだった。

だが今年は先週の白州キャンプが24泊目だったので、キリがいいところで25泊までいきたいというモチベーションがあった。
「行かずに後悔するよりも、行って後悔した方が良かろう」と近場でキャンプ場を探した結果、群馬県に角渕キャンプ場という所を見つけたので、昼すぎから出かけることにした。

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早めの昼飯を準備していると、友人Hから「今週はどこにも行かないのかい?」とSMSが来た。
Hは角渕キャンプ場には行ったことがあるらしい。 学校橋河原という案も出たのだが、最終的に利根キャンプ場に行くことになった。
14:00 出発する。 Hからは13:17に出発するとのSMSが来ていた。

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いつものように小川町から深谷を経由して、蓮沼でR17上武道路に入る。
Hは先週の白州で断念したシチューを作るらしい。 食材は家から持ってくるようだ。 
15:31 こちらもキャンプ場へ行く前に、「道の駅 おおた」で買い出しをしていく。
15:49 買い出しを終えて出発しようとしたら、Hからキャンプ場に着いたとのSMSが来た。 どうやら先客がいるらしい。

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15:58 利根キャンプ場に到着。 クルマ2台と山岳用テントが3張置いてある。 どうやらどこかの山岳会の集まりらしい。
どこからか大きな木の枝を持って来て薪を作っている。 我々は東屋から少し離してテントを設営する。
16:19 風呂へと出発する。

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16:29 尾島健康福祉増進センター(利根の湯)に到着。 Hに教えられるまで、ここが日帰り入浴施設とは知らなかった。 市外大人は500円。
一応天然温泉らしくて成分表なども掲出されていたが、少しカルキ臭がしたので水道水を足しているのかもしれない。

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隣には広い芝生の公園があった。 ここでキャンプさせてくれないかな? 子供の声が煩そうだけど。

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駐車場に農産物直売所がある。 焼き芋のいいにおいがする。 Hはシチューに入れる人参を購入していた。

風呂から上がったら、女湯で倒れた人がいるということで救急車が呼ばれていた。 基本的に年配の利用者が多いね。
17:39 出発。 ビールを買いにベイシア尾島店に立ち寄る。 とはいえビールだけでなく余計なものも買ってしまうのだが。

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18:07 キャンプ場に戻ると、山岳会のクルマが10台くらいになっていて、参加者も15人以上居るようだ(最終的には20名を越した模様)。
こちらも負けじと宴会に入る。 まずは道の駅で購入した天ぷらと煮玉子をつまみにビールを飲む。

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続いてこれも道の駅で買った豚キムチ。 シュウマイ(と山菜おこわ)を買ったのは余計だったかもしれない。
Hもシュウマイを持って来ていて、ルーを投入する前のシチューの鍋に入れて食べていた。

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半分食べたら、えのきと「追い肉(豚小間)」を投入する。

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続いてこれも道の駅で買った牛すじ煮を使った肉豆腐。 これがいい味出るのよ。 「道の駅 おおた」に行ったら必ず買う定番商品だね。

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20時半には食べ終わった。 川の近くということで日没後は冷えるのが早い。
「もうテントに入ろうよ」と提案するも、Hはまだシチューの煮込み中。 仕方がないので落ちている枝を拾ってきて、中国製の小型薪ストーブで火遊びをする。
側面はあまり熱くならないが、一人で暖を取るには悪くないかもしれない。 中で枝が炭になって燃えているのがよく見える。 綺麗に灰になるので片付けも簡単だ。

結局22時半でお開きに。 テントに入るとカメムシ臭がする。 なんでだ!?

本日の走行距離 67.8km
Google Earth用KMZファイル(自宅~大田) → 20161112.kmz


2016年11月13日(日)

おはようございます。
6時半に目が覚めたものの、トイレに行ってから二度寝。 起きたのは8時半だった。 夜半から明け方にかけてはそれなりに冷え込んだがよく眠れた。

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隣のグラウンド・ゴルフ場では、お年寄りが6時台から「カツーン」と快音を響かせていた。

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Hはいつもより少し早く08:45に起床。 隣の山岳会の連中の喋り声が深夜まで続き、気になってよく眠れなかったらしい。

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山登りをする人なら、他にもキャンプ泊をする人がいるのだから煩くないように気を使うと思うのだが、いい歳こいた男女でもそうではないらしい。 「お山へ帰れ」と言いたいね。 
特に挨拶もなく、連中は9時前には居なくなった。

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朝食は昨夜の肉豆腐のつゆに、残りの野菜とうどんを投入する。 うどんの太さ(幅)がマチマチなのが面白い。
Hは昨夜のシチューをこぼしてしまったらしく、また作り直し。 バゲットがなかったのでテーブルロールと一緒に食べていた。 オシャレだね。

Hが「昔は二人で一緒の料理を食べていたけど、今はそれぞれが作って食べてるよね」「最近は現地集合が多い」と言っていたが、それは自然とそうなったんじゃなくて意図的にそうしていること。 もちろん料理や酒のおすそ分けはしてるけどね。
食べ物の好みや金銭感覚の違い、ツーリング目的(モチベーション)と行動可能な時間帯の差異があるから、お互いの平和のためには仕方ないと思うよ。

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撤収作業をしていると、ジムニーに乗った親子連れがやってきて、「ココって予約が必要ですか?」と訊かれる。 「いや、毎回予約はしてないけど大丈夫ですよ」と答えた。 どうやらデイキャンプのようだ。 夫婦がテント立てたり、食事の準備をしている間に、子供たちはシャボン玉飛ばして遊んでて微笑ましい。

テントの中を掃除していたらカメムシ発見! 潰さないでよかった。 ティッシュで優しく掴んで丁重にお引取りを願う。

11:37 撤収完了したので出発する。 Hは昨日看板を見かけた中島知久平邸 地域交流センターに行くらしい。 中島飛行機の創業者の家らしい。
こっちは母のところへ行かなくてはならないのでまっすぐに帰ることにする。

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12:30 ときがわ町の木のむら物産館 農林産物直売所に立ち寄る。 とくにめぼしいものはなし。
13:02 帰宅。 キャンプの残りの山菜おこわを食べる。 嫁は職場の歓迎会なので、シュウマイは夜に食べよう。
ベランダでシュラフを干して、食器類を洗い、残った調味料を取り出してからキャンプ道具を仕舞う。 来年春まで冬眠だね。


本日の走行距離 49.8km
Google Earth用KMZファイル(大田~自宅) → 20161113.kmz