キャンプにおける食事の適量について

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キャンプに行って買い物をするときは、ほとんどがお腹が空いている状態です。 こういうときはつい食材をたくさん買い過ぎてしまいます。
食材を少なめに買って、もし夜中に物足りなくなったりしたら、物悲しい気分になるという「恐れ」も買い過ぎてしまう原因の一つです。

生鮮食料品を余らせると持ち帰る間にも保冷が必要ですし、無駄にしてしまってはもったいないです。 かといって、もったいないからとムリに食べれば食べ過ぎになって身体によくありません。
よって「標準的な食事の量というのを考えてみよう」というのが、この記事の趣旨であります。 ここでは晩ご飯の場合について考えます。

ソロの場合と同行者がいる場合では異なるように考えがちですが、食べる本人は同一人物ですから基本は同じです。 お酒は飲む前提です。

ソロの晩飯に掛かる時間は、平均して2~2.5時間です。 具体的には17時にスタートして19時~19時半に終わる感じでしょうか。
食事中に飲む酒は、ビールでロング缶(500ml)を2本。 体調や気候によっては350ml缶をもう1本プラスするか、ロング缶1本と350ml缶1本の組み合わせに減らすことになります。
食事後、テント内に入ってから缶チューハイ350mlを1本飲むか、焼酎をちびちび飲むくらいです。

食事の内容ですが、薄切り肉を必ず食べてますね。 牛肉か豚肉、最近ではラム肉なんてこともあります。
昔は一度に400g以上のパックを食べたりしていましたが、最近は180~200g程度あれば満足できることが分かりました。
でもつい「180gしかないけど本当に足りる?物足りなくならない?」と不安になってしまいます。 ここは勇気を持って「肉は200g以下を厳守のこと」と心に決めましょう。

肉をフライパンで焼いて喰うだけなら、20分もあれば終わってしまいます。 他のキャンパーがまだわいわい食べているところで、そそくさとテントに潜るのは何となく寂しいです。 まだビールも残っていますし、最低2時間は場をもたせなくてはなりません。
また、健康のためにはまず野菜を先に食べた方が血糖値の急上昇を抑えられるという説があります。 肉を食べる前に前菜が必要ですね。

よくやるのは、千切りキャベツやコールスローの袋を開けてドレッシングを投入し、そのまま袋から食べるという「袋サラダ」。 食器も汚れないし、ゴミも少ないのでオススメです。
ゴミが捨てられるキャンプ場や、1泊で自宅にゴミを持ち帰られるなら、ポテサラなどスーパーの惣菜でも構いません。 夏なら豆腐で冷奴というのもアリです。
あとはもやしやえのきをフライパンで炒めて食べるとか。 ここで食材を使い切るのではなく、後の料理にも流用することを考える必要があります。

前菜と肉の間にももう1品ほしいかもしれません。
海の近くなら刺し身もいいですし、一夜干しなんかをさっと炙ってというのもいいですね。
100円くらいで売ってる餃子や焼売をフライパンで焼くというのも低コストで満足感が高いです。
逆にじゃこ天やさつま揚げみたいな、すぐに食べられるものでもO.K.です。

ここまでを整理すると

1.前菜  ・・・ サラダ(10分)
2.刺し身 ・・・ 刺し身、干物、餃子/焼売(15分)
3.焼き物 ・・・ 肉200g(20分)

間に食器の片付けや準備などが入ったとしても、まだ約1時間くらいしか経っていません。 ビールはロング缶の2本めには入っていると思いますが、まだ半分くらいは残っています。
こういう料理の順番は会席料理の献立に近いものです。 そして次に来るのは、

4.鍋物  ・・・ 肉または粗挽きソーセージ、白菜、じゃがいも、根菜など(60分)

になります。
鍋物はクッカーの大きい方で作ります。 じゃがいもの皮を剥いたりと材料の下ごしらえが必要ですし、煮えるまで時間も掛かります。 その間にも料理をつまめるように、2.を少し残しておくとよいでしょう。

鍋物の良いところは、調理にも食べるのにも時間が掛かることです。 肌寒いときにはカラダが温まりますし、夏に汗をかきながら食べるというのもいいものです。
最近は小鍋に使える鍋スープの素もいろんな味のものが販売されているので、飽きることもないでしょう。
もやしやえのきなど、1.で余った食材も鍋に投入してしまいます。

ここで注意したいのは、「鍋には〆が必要」とうどんやきしめん、中華麺などを買ってしまいがちなことです。
葉物中心の鍋ならそれでも良いのですが、じゃがいもや里芋などがたくさん入っている鍋の場合は、他に炭水化物は必要ありません。 スーパーで売っているおにぎりなんかも同様です。
「芋と麺・米はトレードオフ」とわきまえましょう。

鍋用の食材の量ですが、白菜は1/4でも一人で一晩で食べきるには多すぎます。 半分ずつ使うとか、朝も鍋にして使い切るなど工夫が必要です。 友人Hはよく鍋のスープの残りにおにぎりを投入して雑炊にしていました。

長ねぎは1本で十分。 玉ねぎも1個でいいです。 和風鍋やチゲなら長ねぎ、洋風鍋なら玉ねぎです。
鍋にも肉類が入りますが、鶏肉、豚バラ、粗挽きソーセージなどです。 鶏肉。豚バラはあくまで出汁の材料みたいなものなのでたくさんは要りません。 小さいパックの100~120gもあれば十分です。
粗挽きソーセージは2袋パックになって売ってますが、鍋で使うのは1袋だけです。 余ったもう1袋は朝食にでも回しましょう。 洋風鍋の場合はだし代わりにベーコンを入れるのもいいですね。
 
これだけ喰ったら、まずお腹が空いて眠れないとか、物足りないということはないと思います。 時間的にも2時間くらいは掛かります。
それでも心配なら、「秋刀魚の蒲焼」や「ホテイの焼鳥」などの缶詰を1,2個常備しておくとよいでしょう。 テントに入ってからもバーナーで炙って食べることができます。

同行者がいる場合は、23時ごろまでダラダラと飲み続けたりします。 そういうときは豆類や乾き物などの酒のつまみで対応します。

BBQスタンドを持って行って炭火焼きをする場合は、食材の量の見積もりがなかなか難しく感じます。 でも調理方法が違うだけで、「胃のサイズ」は同じなんですよね。
炭を熾すまでが時間がかかりますが、準備が出来れば焼けて食べられるようになるのは早いです。 二人以上ならまだしも、ソロだとちょっと効率が悪い気がします。
でも秋刀魚を焼いたりは小さなフライパンでは出来ないので、炭焼きならではの魅力というのもあるのですが。

ロングツーリングの後は、近場でキャンプをするというのが毎度のパターンなので、以上の内容を意識してやってみたいと思います。
でもスーパーで売ってるお惣菜とか、ついつい買いたくなってしまうんですよね。