豊里ゆかりの森キャンプ(前編)

2018年11月17日(土)

先週末は嫁が仕事で帰宅が遅くなる予定だったので、キャンプの予定は入れなかった。 買い物行ったり、晩飯(ビーフシチュー)作ったり、庭の落ち葉をかいたり、風呂ブラインドの掃除をしたりして過ごした。
そういう週末に限って良い天気になったりするのだが、こればかりは致し方ない。 普段は自由にやらせてもらっている訳で、お互いさまである。

今週末はキャンプに行く予定だったが、全国的に土曜日(11/17)の天気が悪い(曇一時雨)。 でも日曜日は曇なので、撤収するときに降らなければいいか、ということで強行することにした。

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行き先は当初は千葉県を考えていたのだが、茨城県の豊里ゆかりの森キャンプ場に変更した。
水曜日に予約の電話を入れたところ、「土曜日天気悪いですよね?」と言われた。 「はい、知ってます」と答えて予約してもらったのだが、それでも他に予約は結構入っているらしい。

千葉県と茨城県はキャンプ泊数がともに4回であり、あと1回でフルマーク(5回)になる。 どちらも埼玉県西部からのアクセスが面倒くさい(失礼)ので、関東甲信越では最後まで残ってしまった。
また茨城県のキャンプ場は、バイクソロでも1泊2千円くらいのところが多いので躊躇してしまう。 それだけ出すなら、温泉もあって景色もよい長野や群馬のキャンプ場に行くよね?

そんな茨城県のキャンプ事情だが、低価格で知られるのが豊里ゆかりの森なのだった。 なんせ使用料1人210円に持ち込みテント1張310円で合計520円である。
つくば市内にはもう1箇所、茎崎こもれび六斗の森があり、こちらも料金は同じ。 ちなみに友人Hはどちらも利用したことがあるらしい。

料金が安いということは利用者が多くて混むということなのだが、そういうキャンプ場に行くときは天気が良くない週末の方が予約を取りやすい。

朝食後に犬の散歩を終え、出社する嫁を見送ってから 09:45に出発する。 R16で川越、大宮とつないで東へ。
10:55 深作(南)交差点、チンジャラ会館の角を左折してする。 R122と東北道が交差する岩槻I.C.付近は混むので迂回するのだ。
11:15 北春日部駅の手前でR16に復帰する。 春日部の辺りは流れが良い。 利根川を越えれば千葉県野田市だ。
11:34 吉野家16号線野田店の手前で左斜めに分岐する。 そのまま県道142号線に合流する。

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11:37 農道に右折。 大型車が通れないようバリケードで規制してある。 千葉県(茨城県も)はダンプが多いからね。 2km以上続く長い直線路。

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11:42 芽吹大橋を渡る。 この橋を渡るのは初めてだ。 利根川の橋もずいぶん渡ってきたが、まだ未渡の橋がたくさんある。 いつか全部渡ってみたいね。
11:52 R354に合流する。

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11:57 R354岩井水海道バイパスに入る。
この道は前に走ったことがあったかな? 高規格なのにガラガラだね。

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しばらく走ると水海道有料道路という看板が出てきた。 有料道路だからガラガラなのね。

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12:02 水海道大橋で鬼怒川を渡って料金所へ。
料金所のおじさんに「125ccです」と申告すると、「軽自動車と同じ150円になっちゃうんだよね~」という。 はて?そんなはずはない。 原付二種は軽車両(20円)では? と思ったが、面倒なので150円を払う。

走り出す間際におじさんが「またこの橋を使うことある?」と聞くので、「たぶんもうないです」と答えた。
R294との交差点からクルマが大量に流入してくる。 有料区間だけ回避しているのね。

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真瀬入口交差点を左折して県道45号線を北上する。 右手前方に筑波山が見えてきた。

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つくば周辺には芝生の畑がたくさんある。

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豊里ゆかりの森の入り口に到着。 右手の建物は管理棟ではなく老人福祉センター。

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林の中を通り抜ける。 この先をしばらく進むと左手に建物があるはずだ。

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12:25 キャンプ場の受付がある昆虫館に到着。 キャンプのチェックインは14時からというのをどこかで目にしたが、問題なく受付できた。

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昆虫館を出てさらに道を進むと左手に駐車場があるのでその角を左折する。

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左の駐車場はバーベキュー場の利用者用。 前方右手の駐車場がキャンプ場用だ。 敷地に沿って道なりに行けるところまで行く。

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ここが行き止まり。 バイクはエンジンを切って押してサイトまで乗り入れることができる。

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入り口付近は既に何組ものファミリーキャンパーが設営していた。 小さい子供連れが多いようだ。
バイクを押して奥に進むと、その先にアスレチックの遊具が設置してあり、子どもたちが元気よく遊んでいる。

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入り口付近のファミキャンとアスレチック遊具の中間付近に居を構える。
12:58 買い出しに出発する。

当初の予定では「つくば温泉 喜楽里 別邸」に行くつもりで、着替えなど入浴セットも持って出てきた。 「喜楽里 別邸」は「湯楽の里」がやっているお値段高め(1,300円)の温泉だが、宮沢湖の方は何度か利用したことがある。

だがテントを留守にしている間に、距離感を考えない無礼者が至近距離のテントを張りそうな予感がして仕方がない。
それに今回もまた昼飯を食ってないし、日が出て明るいうちに飲み始めた方が有意義な気がしてきた。

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13:05 予定を変更して、フードスクエア カスミ学園の森店に到着。 ここはホームセンターのコーナンも併設している。 薪が売ってないか探したが、量が多すぎたので購入を断念した。

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13:49 買い出しを終えてテントに戻る。 案の定、近くにソロキャンのテントが増えていたが、この程度は許容範囲だ。
地面が軟らかいので気をつけないとバイクが倒れそうになる。 スタンドの下に敷く板を持参するべきだったな。

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炊事場までポリタンクに水を汲みに行く。 途中で屋根付きベンチがいくつかあったのだが、屋根にしてはボリュームが大きいしはしごがある。 どうやらこれはバンガローのようだ。 斬新だね。

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キャンプサイトからだと、炊事場とトイレは「どんぐり池」の向こうになる。 歳を取るとトイレが近くなるので大変だ。

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手前が炊事場で右手奥がトイレになる。 この建物の裏側に女性専用トイレもあったが、絶対的な数は少ない。
炊事場の水道の水質は問題なかった。

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キャンプ場利用者は続々と到着しており、かなりサイトは埋まってきた。

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だが不思議なことに先程のバンガロー寄りの敷地にはまだ誰も設営していない。 「テントサイト頭上の樹木注意」と書いてあるので、こちら側も設営可能だと思うのだが。

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さて、準備は整った。 腹が減ったのでさっそく始めよう。

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まずはしめ鯖と中華三種盛りの惣菜でスタート。

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明るいうちから飲めるっていいね。 左手のテントは水を汲んで帰ってきたところにやってきたのだが、もし不在だったらもっと近くに設営されてしまったかもしれない。

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続いて90円の焼売を焼く。 サラダ油を十分に敷いて、少し水を足して蒸らす。 水を入れすぎるとベチャベチャになってしまうので注意。

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林間のサイトでかなり樹木が多いので、夏場は鬱蒼とした暗い感じになるのだろう。 地面も土なので、少し湿っぽくなっているのかも。
だが今の時期は落葉が進んで日光が射しやすい。 落ち葉が絨毯のようになっているので、ブルーシートも汚れが少ない。 今がこのキャンプ常のベストシーズンかもしれないね。


後編へ続く