川井キャンプ・夏

2021年 8月27日(金)

緊急事態宣言が21都道府県に拡大されるなか、公営キャンプ場のみならず民営のキャンプ場についても、自治体からの要請により営業休止するところが出てきている。
あるいは県外からの来場者はお断りとか、緊急事態宣言発出中の都道府県からは受け付けないなどというところも多い。
埼玉県や神奈川県の河原は春からずっと閉鎖中だし、気軽にキャンプに行けない状況だ。

そんな状況下でも営業を続けてくれているのが川井キャンプ場だ。
以前は予約不可で先着順だったのが完全予約制になっていたり、利用人数の制限を行っていたりするものの、もっとも感染が拡大している東京都の、河川敷という公共の場所を使うキャンプ場で、変な制限がなく利用できるのはありがたい。

週末の天気が悪くないことを確認して、3日前に予約をした。 土日だと混みそうなので、今回も金曜キャンプだ。
当日は在宅勤務だったが、14時からWeb会議の予定があった。 思えば先週の金曜日もそうだった。 金曜日の午後に会議の予定を入れるのはやめてほしいな。
11時にいったん仕事を終えて、スーパーに食材の買い出しに行ったり、荷造りをしておいた。

Web会議は14時半には終わったのだが、前日に引き続き猛暑日(熊谷で35.4℃)になるほどの暑さ。 できるだけ出発を遅らせることにする。

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吉郎を散歩させてから、15:41に出発する。
飯能から成木を抜けて軍畑に出るいつものルート。 出発を遅らせた甲斐もあり、少し曇ってきて緑が多いところだとひんやりした風も吹いている。

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奥多摩大橋を渡って、16:23に川井キャンプ場に到着。
いつも思うのだが、Web予約で住所、氏名を書いているのに、受付でまた申込書を書かせるのはなんでだろう?

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ハイシーズン料金でキャンプ泊2千円+バイク駐車料金800円で計2,800円。 単なる河原のキャンプ場と考えるとかなりの高額だが、それも需要と供給の関係。 こういう時期でも営業してもらっているだけで文句は言えない。

デイキャンプは16時半までなので、ほとんどはもう帰ったようだ。

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平日でもキャンプ泊はこんなにいる。
いつもなら日陰になる山側が空いていた。 このキャンプ場は4回目だが、だいたい山側から埋まっていくものだが。
今日はソロキャンパーが少ないのかもしれない。 代わりに大型テントが砂利テラスに並んでいる。

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テラスのエッジにソロのお兄さん発見。 でもその後ろに大荷物で場所取りされているのが不穏だ。 こういうのが一番怖いんだよね。

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16:54 奥の先客のおじさんと適切な距離をとって設営完了。 汗かいたし、温泉へ行こう。

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17:06 もえぎの湯に到着。 ちなみにここも川井キャンプ場(氷川キャンプ場も)と同じ会社がやっているのだが、キャンプ場利用者だからといって割引料金はなし(850円)。 これも需要と供給、競争原理が働いているか否かだね。

17:38 出発する。 帰りに 7-11奥多摩古里店に立ち寄って惣菜を買い足す。

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17:54 キャンプ場の駐車場にバイクを置く。

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徒歩で河原に降りていく。 例の場所取りしてあったところに DoDのトンネル型のテントが建っていた。 騒がしくなければいいけど。

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18:10 それじゃ始めますかね。

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左下の唐揚げと天ぷらはスーパーで買ってきたもの。 7-11の枝豆はキャンプにぴったりだよね。 右下のミニ弁当は食べ切れなかったので翌朝へ。

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18:29 ラジオをつけたらパラリンピックをやっていた。 中国の水泳選手、強いね。 

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18:50 そろそろメインディッシュといきますか。 スーパーで買ってきたラム モモステーキ(212g)。

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羊名人」というシーズニングが付いていたので、まんべんなくまぶしてから炭火の上へ。 一緒に焼いているにんにくは、魹ヶ崎ツーリングの際に田子町で買ってきたもの。

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これだけ分厚いと噛み切るのが難しいので、キッチンはさみでカットして食べる。
「羊名人」は辛そうな見た目だが、実際はそんなことはなくて肉の旨味を引き立たせる感じ。

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表面はいい感じで焼けてて、中はジューシー。 これはいいね!
モモ肉だから脂身も少なくてヘルシーだし。

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19:21 田子町のにんにくは、家で料理に使ったが水分が多くて瑞々しかった。
焼いたらどうなるかなと思ったが、ホクホク感はないもののねっとりして美味しかった。

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20時前にはすべて片付けてテントの中へ。 大型テントの連中はまだ騒いでいる。
コールマンの5人用テントで来ているヤンチャそうな若い男3人組はランタンを持ってきていないのか、真っ暗な中でBBQをやっていた(笑)。 椅子やテーブルも揃ってなかったし、流行りに乗ってキャンプに来たのかな?
DoDのトンネル型テントも鍋ひっくり返したりして大騒ぎ。 すぐ隣のソロキャンパーの子は可哀相だな。 早くキャンプ場に入ってベストな場所を確保するだけではダメで、ちゃんと縄張りを主張しないとね。

川のそばとはいえ、風もないのでそんなに涼しくない。 こういう寝苦しい夜には、バッテリ-内蔵のUSB扇風機が大活躍する。

テントの天井から吊るしておく(底面に収納式のフックがある)と、一番弱い風量でもかなり涼しい。 スペック上は弱風で約20時間使えるらしいが、朝までバッテリーは保ってくれた。
涼しい内山牧場では不発だった冷感マットも今回は大いに役立った。


本日の走行距離 44.2km
Google Earth用KMZファイル(自宅~川井) → 20210827.kmz


2021年 8月28日(土)

おはようございます。

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4時頃に一度目が覚めたのだが、二度寝して起きたのが 05:22。
トイレに行ってから、昨夜の残りのミニ弁当を食べる。

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今回が初の実戦投入だったEVAフォームマット
元々はコットを使ったときにテントの底面が痛むのを防ぐために購入したのだが、「これがあればコット要らなくない?」と思うようになった。

大きさはムーンライト3型にピッタリで、サーマレストのエアマットを併用すれば河原サイトでもまったく気にならずに眠れた。
断熱性も高そうなので、冬場のキャンプでも重宝しそうだ。 Zマットの元祖であるサーマレストに比べて耐久性が低い(潰れやすい)という話だが、使うのは年に5回くらいだろうし問題はないだろう。

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テントも畳み終えて、あとはバイクを持ってくるだけ。
06:08 空き缶や燃えるごみを持って坂道を登っていくと、管理棟の前にプラチェーンのバリケードが。 カラビナで留めているだけだから問題なし。

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06:13 エコステーションにごみを捨ててさらに坂道を登っていくと、入り口のところにまたもやバリケード。

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金属チェーンが南京錠で固定されている。 これじゃバイクを持ってくるのは不可能だね。
今までここでキャンプしたときは、朝早くに出発したことがなかった。 警備のおじさんが当直しているっぽいので、予め受付で言っておけば開けてもらえたかもしれない。
面倒なので2回に分けて荷揚げする。 最後の最後に大汗掻いてしまった。
06:46 出発する。

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07:26 帰宅。 嫁と吉郎はまだ寝ていた。 一緒に朝食をとる。
やっぱり家から1時間以内に行ける場所のキャンプ場は有用だし貴重だな。

EVAフォームマットはこんなふうに積載している。 シート上で座る場所は確保出来ている。
マットの厚さの分だけ荷物の重心が高くなるが、不安定になるようなことはなかった。

今回は他にも3代目WX350新しいウエストバッグ新しいUSBカーチャージャーが初実戦だったが、どれも問題なく利用できた。
スクリーンブラケットの新しい固定方法により、ミラーのブレが減って後方確認しやすくなったことも実感した。
次はもう少し遠くまで足を伸ばしたいね。


本日の走行距離 27.5km
Google Earth用KMZファイル(川井~自宅) → 20210828.kmz