「イーハトーブ」をもう一度

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縦型エンジンの歴史を紐解いていて、とても惹かれたのがイーハトーブ(TL125SB)です。

これ、リバイバルしたら女子にウケると思うけどな(カムバック組のオジサンにも)。 不憫なことに、ホンダのWebサイトにも写真がないので、BikeBrosの中古車ページで確認してください。


リトルカブに乗っている女子は結構いるけど、不満もあるんじゃないかと思います。 50ccだと30km/h規制があるし。 でもリトルには90ccはないから、ボアアップしたりエンジン載せ換えたりになるんだろうけど、やっぱりノーマルに比べるとバランスというか完成度が落ちちゃう。 それでも交通の流れの先頭に立つのは辛いよね。

街乗りだけじゃなくてもう少し遠くまで走りたいとなると、バイクタイプに移行することになるけど、250ccだとちょっと大袈裟。 今のラインナップじゃ受け皿がないんだよ。 イーハトーブなら足付性はいいし、スリムで女の子でも取り回しに苦労しないでしょう。

もう一度出すなら、エンジンはエイプ100(Φ53.0×45.0)の流用じゃなくて、オリジナルと同じΦ56.5×49.5の125ccにしてほしい。 コストダウンが必要なら、Φ53.0×49.5にした110ccでも可。 出来れば自動遠心クラッチにして、AT限定でも乗れるようにできればベターです(ハンドクラッチがいい人もいるだろうけど)。

ミッションは5速で十分。 さすがに今の時代に、これで本格トライアルをしようという人はいないと思うので、減速比/変速比はロード仕様で。 広すぎるハンドル幅も少し詰めた方がいいかな。


イーハトーブは中古車も残っていますが、タマが少ないからか結構高いんですよね。 改造してあるようなヤツは安いけど、もう外装関係の純正部品は出ないから、元に戻すのは大変だし結局高くつきます。

あんまり儲からないかもしれませんが、少しでもバイク人口を回復させる為に、トップメーカーの懐の深さを見せて頂きたいものです。