再稼働の判断は来夏以降 冬乗り切るためには節電継続が必要

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朝日新聞デジタル:冬乗り切れば、原発は… 政府、節電要請を検討

冬の電力について、枝野幸男経産相と前原誠司国家戦略相は9日、有識者による「電力需給検証委員会」(委員長・白真勲内閣府副大臣)を12日から開く方針を示した。検証委は電力各社のデータをもとに11月上旬をめどにどれだけ節電が必要かをまとめる。
 
北海道はこの夏、猛暑だった一昨年より7%以上の節電を求められ、8.9%の節電を達成した。ただ、北海道は暖房などで冬の電力使用が多く、北海道電はこの冬(今年12月~来年2月)に最も必要な電力は夏の500万キロワットより多い579万キロワットと試算している。泊原発(北海道泊村)が動かない場合、電力のゆとりを示す予備率は最低限必要な3%を割り込むおそれがあるという。(中略)
 
北海道経済連合会の近藤龍夫会長(北海道電相談役)ら道内経済3団体のトップは9日、枝野氏を訪ね、泊原発の再稼働を求めた。枝野氏は「内閣から独立した原子力規制委員会がお決めになる」と答えるのにとどめた。
 
今後の原発再稼働に必要な安全基準は原子力規制委員会が来年7月までにつくる。このため再稼働の判断は来夏以降になる見通しだ。それまでに全国で1年を通して節電を定着させれば、電力不足に備えて再稼働させる必要性は薄れる。

ヒートポンプは冬場の北海道では無力だし、電気暖房はほとんどが電熱線によるものでしょう。
それらの機器をガスや灯油などに置き換えるための補助みたいなことは出来ないのかな?