クルマの開発者もタレント化が求められる時代

販売力以上にモノを作ると、どうなるか?:日経ビジネスオンライン

録音されたインタビューが文字化された、所謂オコシの文章が送られてくると、まず始めにザッと全体を通読する。そして二度目に読むときに、「これはぜひ書かないと」という部分を赤字に変換していく。ノリの悪いインタビューだと、その赤字部分が極端に少なくなる。ノリが悪いインタビューとはつまり、自分の会社やクルマにとって都合のいい話ばかりを並べて、広報資料を棒読みするような退屈なインタビューのことだ。当然話している方だってツマラナイし、聞いている私はもっとツマラナイ。私はツマラナイとそれがモロに顔に出る。だから話している方は「何だテメー」と思う。私は「テメーこそなんだコラ」と思う。「お前は話を聞きに来たんじゃ無ぇのかよ」「俺は“面白い話“を聞きに来たんだよ」となる。悪循環である。
 
ツマラナイインタビューは、結果ツマラナイ文章になる。読者諸兄の反応は恐ろしいほど敏感だ。そうした回のランキングは、必ず下位で低迷することになる。

フェルディナント・ヤマグチ氏もずいぶんと偉くなったものですね。 「オタクの商品をPRしてやってるんだからよ」というところでしょうか?
開発主査も面白おかしく喋らないといけない時代になったようで大変ですね。

ただ言わんとすることは分かります。 確かにつまらない回もありますもん。 それがインタビュアーの力量なのか、開発者のせいなのかは分かりませんが。

総じてホンダやトヨタで、セールストークだらけでつまらない記事が散見されるように思います。
セレナは面白かったけど、ステップワゴンの時はつまらなかったもんな。