ホンダ、定年を65歳に延長し、年寄りは新興国へ派遣

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

ホンダ、定年65歳に延長へ 大手で初 海外派遣も (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

ホンダは30日、国内の従業員約4万人の定年を60歳から65歳に延長する方針を明かした。60歳以上を雇う制度は今までもあったが、給料はそれまでの半分で、負担の重い海外駐在もさせないと労使で取り決めていた。新制度では8割程度の給料を保証。新興国を中心に海外にも派遣し、経験を生かしてもらう考えだ。

大変ですね。

続きです。

ホンダによると、定年の65歳への延長は自動車大手では初めて。労働組合とは大筋で合意しており、2016年度中の導入をめざす。60歳以上の給料が高くなる分は、退職金制度の改定や、業界平均よりも高い時間外手当の減額、出張日当の廃止などを通じて捻出し、全体の人件費が増えないようにする。
 
ホンダは、新興国の現場では、古い技術にも精通した経験豊かな人材への需要が大きいと見ている。このため定年延長で60歳以上の人材の待遇を改善し、アジアや中国などで働いてもらいたい考えだ。

定年65歳はトヨタが業界初だと思っていたのですが、あちらはあくまで「再雇用でも待遇維持」なんですね。

トヨタ労使が合意、65歳まで待遇維持で再雇用  - 産経ニュース

トヨタ自動車が新たな再雇用制度を平成28年1月に導入することで労働組合と合意したことが9日、分かった。65歳まで定年前と同水準の待遇を維持し、シニア人材の活用を進めて技術継承を円滑に進める狙い。工場で働く社員約4万人が対象となる。
 
再雇用制度「スキルド・パートナー」に、一定の条件を満たせば現役時代と同水準の待遇で働き続けられる新たなコースを設定する。現在は再雇用で賃金などが下がっているが、職位手当なども維持して定年退職者の約7割にとどまる再雇用者の割合増加につなげる。

まあ再雇用という「二級市民」はイメージが悪いということなのかな? 給料下がるのは変わらないみたいだし。