清里丘の公園キャンプ(最終日)

2018年10月21日(日)

おはようございます。

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6時前に目が覚めたものの、寝袋から出たくなくて二度寝。 結局起きたのは7時半だった。
お向かいのおじさんは昨夜星は見れたのだろうか?

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コーヒーを淹れて、いつものようにトーストとベーコンエッグ。 『音楽の泉』を聞きながら食す。

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微かにそよ風はあるが、寒くはない。 このキャンプ場は当りだね。 適度な木陰もあるから夏も涼しくていいだろう。

自分がキャンプを始めたのは、結婚した後の35歳だった。 今でこそソロキャンパーは珍しくないけれど、そういう人は基本的におじさんがほとんどだ。
もし自分が20代で、今のようにバイクキャンプをしていたとしたら、男女グループでオートキャンプに来る連中に対して劣等感を感じてしまっただろうな、と思う。
カップルが絶対来ないような林道野宿に走ってしまったかもしれない。

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人からどう見られるかなんて気にしないで、自分のやりたいことをやる。 歳を取って面の皮が厚くなるのも悪くないように思う。
などと油断していたら、パンを少し焦がしてしまった。

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テントの中で鍋をしたので、フライの内側が結露したんじゃないかと心配したが、まったく濡れていなかった。
10:20 撤収完了。 2段上の男女グループは朝食後にテント内でトランプかゲームだかをやってたようで、10時になってから撤収を始めた。 11時チェックアウトに間に合うのか?

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バイクならここから押して「天女の湯」の駐車場に出られそうだけど、ゴミの集積所は管理棟の横にあるので場内を戻らざるを得ない。

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それにしてもいい天気! 八ヶ岳があんなに綺麗に見える。

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数年前からTV番組などで「清里駅周辺が廃墟のようになっている」と取り上げられていた。

清里高原 - Wikipedia

1970年代から1980年代にかけて『an・an』『non-no』に代表される女性誌が頻繁に取り上げたことにより、アンノン族が大挙して押し寄せる「清里ブーム」が起こった[2]。周辺地域には押し寄せる観光客目当てのペンションやタレントショップ、ファンタジー調の店舗が乱立し、1975年の調査では87万人だった観光客は1989年の調査では約3倍の254万人に増加、ペンションの数は約130棟に上った[2]。1990年代初頭のバブル崩壊後にブームは沈静化し、とくに清里駅周辺店舗の閉鎖が相次いだ[2]。最盛期には一坪500万円に上った駅前の地価は、2017年現在では一坪3万円に下落している[2]。

今回キャンプに来たのもそういう興味があったののだが、確かに当時のままの建物が閉店後も残っているのだが、交通量は多いし寂れた感じはあんまりしない。

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いまどきわざわざ小海線でやってくる観光客なんて、向かいの区画のおじさんくらいのものだろう。
観光客の動線の変化による栄枯盛衰なんて、どこの観光地でもあることだよ。

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今日も帰宅したら母のところへ行かなくてはならないので、あまりゆっくりしていられないのだが、こんなに天気がいいのに清泉寮に寄らずに帰るわけにはいかない。
八ヶ岳に向かって真っ直ぐに登っていく。

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10:32 清泉寮レストランの駐車場にバイクを停める。

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ここが清泉寮らしい。 実は来たのは初めてだ。

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清泉寮 - Wikipedia

清泉寮は、現在ではロッジ、コテージ、レストラン、キャンプ場などを有する宿泊・研修施設であるが、建設当初の1938年(昭和13年)は、清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュが指導したKEEP(Kiyosato Educational Experiment Project:清里教育実験計画)の一環としての日米協会青年活動によるキリスト教研修の中心施設であった。当時まだ貧しかった山梨県のこの地に大きな可能性をもたらし、キリスト教信者のみならず多くの人をひきつけた[2]。清泉寮という名称は、1937年(昭和12年)秋に現地を視察した立教大学の高松孝治教授司祭により名付けられた。高松は、「キャンプは清里駅から上っていくが、地番は大泉村に入っている。それなら両方を取って清泉寮としたらどうか」と提案したという。

へー。 いい場所見つけたね。

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ポール・ラッシュの胸像が見つめる先には...

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20倍ズームで撮ってみたら、富士山の頭が見切れてしまった。

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少し下ったところにあるのが、7月14日(土)にオープンしたばかりの新「清泉寮ジャージーハット」

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テラスには足湯もあって賑わっている。

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ここは犬連れOKなんだね。 吉郎を連れてきてみたいもんだ。

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ロードスターのミーティングでもあるのか、まきばにたくさん停まっていた。

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かの有名なソフトクリームを食す。 400円の価値はあると思う。

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お、黒柴発見!

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いや~、清里ナメてました。 観光資源の強力さを考えたら、なんで廃墟扱いの話題で留まってしまうのか不思議でしょうがないね。 ちゃんと開発すれば軽井沢並のポテンシャルはあるだろうに。

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10:50 出発する。 県道28号線を下っていく。 2005年までは清里高原有料道路だったらしい。
八ヶ岳高原大橋は渡っているときは高さを感じない。

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11:20 今年もサントリー白州蒸溜所にやってきた。

土産だけ買って帰るつもりが、駐車場に面した売店が閉店していた。 そういえば、メルマガでお知らせが来ていたような。
仕方ないので受付して場内へ。

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こんなに天気がいいのに意外にも観光客は少ない。 まだ紅葉シーズン前だからかな?

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今回の目的は「山崎蒸溜所貯蔵 スモーキー原酒樽仕込梅酒」。 しかし期間限定販売でもあり、流石に売ってなかった。 9月に買ってみたら旨かったのでまた欲しかったのだが。

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ちなみに普通の「焙煎樽仕込梅酒」も一緒に買って飲み比べたが、こちらも十分美味しいし酒量販店での店頭在庫も豊富だ。

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いつものように鮭とば、スモークベーコン、スモークチーズ(10個!)をご購入。

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11:42 出発する。 いつものようにべるがの脇を抜けて裏道を行く。

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ずっと富士山を見ながら走れるこの道はお気に入り。
12:11 武田橋を渡ってR20に入る。

12:23 昨年と同様にエッソパークWEST竜王SSで給油
柳沢峠(奥多摩)経由か雁坂トンネル経由か迷ったものの、雁坂経由で帰宅した。 甲府からの所要時間は10分程度は柳沢峠経由が早いようだ。 でもクネクネ道が面倒くさいときもあるしね。
帰宅したのは 15:45。 1時間遅れだが急いで母のところへ行った。

清里はいつも通過するだけ、というか近年は通過すらしていなかった。 八ヶ岳周辺は年に一度は行っているのにね。
今回のキャンプ場はとても良かったし、また行きたいと思う。 避暑に来るのもいいが、虫が少ない今の時期もいいね。


本日の走行距離 183.5km
Google Earth用KMZファイル(清里~自宅) → 20181021.kmz